(cache) ホテル浜荘－ホットHOT情報

タイトル	心からのお詫びを込めてご報告申し上げます
日付	2010/06/04
内容	当社は、㈱高島屋日本橋店様のご依頼を受け、2010年5月26日(水)～6月1日(火) 、地下１階催事場にて開催された宮崎物産展、『日向自慢　宮崎の味めぐり』にて、“みやざき地頭鶏弁当”“宮崎牛すき焼き弁当”“宮崎牛ステーキ弁当”を実演販売致しました。口蹄疫の発生で売れ行きが心配されましたが、逆に『宮崎がんばれ！』の温かいお言葉とともに予想をはるかに上回る多くのお客様にお越しいただき特に宮崎牛のお弁当を沢山お買い上げいただきました。ところが、5月31日(月)に“宮崎牛ステーキ弁当”をご購入いただき、お召し上がりいただいた2組のお客様より、お身体の不調を来たしたとのご連絡が最終日である6月1日(水)のお昼頃届き、その時点で全ての商品の販売を中止して東京都中央区保健所に届け、同時に高島屋危機管理委員会を中心に調査を進めました。　すでにそのことは6月3日(木)10：00から高島屋日本橋店のホームページのトップ項目でも報告されており、『お身体の不調がおありでしたらご連絡ください』とお客様に問い掛けていただいております。　6月3日(木)午後、全ての詳細な検査の結果、東京都中央区保健所より“食中毒”案件としての決定を下され、高島屋日本売店地下1階催場A(当社の販売ゾーン)が6月10日(木)までの1週間、営業停止となりました。　6月4日(金)17：30に東京都中央区のホームページに掲載され、その時点で高島屋のホームページはそのお詫びとご報告に切り替わります。　行政処分の対象は販売責任者である㈱高島屋となっておりますが、原因はあくまでも当社の製造した弁当であり、実質的には当社にその責任の全てがあると認識致しております。　本来ならば、6月4日(金)17：30以降のホームページ上での東京都中央区の公式発表を待つべきで、それ以前に自ら公表するのは勇み足かとも思いましたが、原因を作った者として、道義的責任のもとに公式発表に先んじて発表致す次第でございます。　正式な調査の結果は6月7日(月)となる予定ですが、宮崎牛、みやざき地頭鶏をはじめ、材料には全く問題がなく、弁当の製造過程の不備に原因があると判断されております。　ここにあらためて全ての皆様に心よりお詫び申し上げます。　まずは何よりも、発症された皆様には、私どもの製造した商品をお口にされたことにより、筆舌に尽くし難い苦しみを受けられたであろうことにお詫びの申し上げようもございません。　特に、今回に付きましては、『宮崎を応援したい』と言う本当に温かいお気持ちからお越しになられたお客様が殆どで、そのお客様のお気持ちを踏みにじることになりましたことは、まさに痛恨の極みでございます。　私どもに出店の機会を与えて頂きました高島屋様の信頼を裏切り、その名門の名に傷を付けてしまったことにも深くお詫び申し上げますとともに、迅速、的確に対処していただいたことに衷心から感謝申し上げます。また、高島屋様のご関係各位にも甚大なるご迷惑をお掛け致しました。心より深くお詫び申し上げます。　また、口蹄疫問題で難局に立ち向かっている、東国原宮崎県知事様はじめ宮崎県民の皆様の足を引っ張ってしまったことにも、心よりお詫び申し上げます。　あくまでも、当社の作業上の手順の不備が引き起こしたことであり、宮崎牛、ならびにみやざき地頭鶏にはまったく問題はございません。何より、口蹄疫に関わるものでは一切ございません。　6月2日(水)には、当社所管の宮崎市保健所にも報告し、6月3日(木)午後には東京都中央区保健所の依頼を受けた宮崎市保健所のご担当者が当社の検査に見えられ、食材等には一切の問題はなく、今回の食中毒の原因は宮崎にはないとの見解をいただいております。　今後は、より衛生面に万全を期し、衛生意識を高め、衛生管理を徹底してまいります。　今後、二度とこのようなことを引き起こさないことを誓い、食の安心・安全を徹底し業務に実直に邁進してまいります。　この度はまことに申し訳ありませんでした。重ねて心よりお詫び申し上げます。　　　　　　　　　　　 2010年6月4日(金) 　　　　ホテル浜荘　代表取締役　長友敬治