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Bs木佐貫7回1失点の快投!借金完済へあと1勝

オリックス先発・木佐貫は7回1失点で5勝目を挙げる

 <オリックス6−1広島>オリックスの木佐貫が7回7安打1失点の快投でチームトップタイの5勝目をマークした。

 「腰(痛)は初めてのことだった。重症じゃなかったから(登板機会を)飛ばすことなく調整できた。粘れたのが良かった。戦力と認められることが一番ですから」

 5月29日のヤクルト戦(京セラド)では、1点リードの援護を受けながら自ら勝利投手の権利を捨てた。5回まで4安打1失点。球数も完投ペースの71球だったが、5回のバント処理の際に腰痛を発症し、降板した。その借りを返すためのマウンドは速球の球威が抜群だった。7回は1死から梵を、この日最後となった103球目は143キロの直球で嶋を、連続見逃し三振で締めくくった。

 木佐貫の奮起でチームは2連勝で借金は「1」だ。交流戦12勝目で交流戦の勝率5割以上が確定。5割復帰も目前となった岡田監督は一戦必勝を強調した。「残り5試合な。もう一戦一戦よ」。交流戦2位の座もキープ。腰痛を克服した先発右腕も戦列に完全復帰した。再び役者がそろいだした岡田オリックスが借金返済へと加速する。

試合結果

[ 2010年6月7日付 ]

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