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【芸能・社会】

お菊ちゃんに化けた さくらまや

2010年6月7日 紙面から

 少女演歌歌手さくらまや(11)が「劇場版 怪談レストラン」(落合正幸監督)で映画初出演することが6日、分かった。主人公・天野ハルの妹・マイの役で、怪奇現象に巻き込まれ、“お菊ちゃん”というお化けに変身してしまう役どころ。劇中では自慢のノドも披露し、クランクアップした現在、「初めてで緊張したけど楽しくできました」と元気に話している。公開は8月21日。

 “お菊ちゃん”は、切っても切っても伸びてしまう髪の毛に困っているお化け。さくらは「もし自分がそうだったら、ギネスブックに載りたい。髪を三つ編みにして、ロープ代わりで人命救助ができるかも」と笑う。

 一方、もともとの天野マイは、活発で負けん気が強いキャラクター。製作サイドは「まやさんの明るく元気なキャラクターがバッチリとハマる。演技という新しい挑戦により、演歌歌手とは別の一面を見つけられると思った」と、さくらの起用理由を説明する。

 もちろん、さくらは神社の境内で大縄跳びをするシーン中、わらべうた「一羽のカラス」を、自慢の演歌調にして歌ってみせた。

 さくらは「『怪談レストラン』は友だちも知っているし、その劇場版に出られるのは、とてもうれしかった。負けん気が強い役柄は、自分でもピッタリだと思った」と振り返る。「歌いながら縄を回すのは大変だった」とか。

 原作の「怪談レストラン」は、小学生で知らない者はいないといわれるベストセラーのジュブナイルホラー。テレビ朝日系のアニメも人気。実写に挑む今回の劇場版では昨年の全日本国民的美少女コンテストでグランプリの工藤綾乃(14)が、主人公の天野ハルを演じる。ほか、響の長友光弘(32)やアンガールズ、片桐はいり(47)らが出演する。

 

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