１２００個ひとりじめも…甘くなかったスイカ泥

　茨城県桜川市の農業の男性（４８）が６日、スイカ約１２００個（７２万円相当）が盗まれたと、県警桜川署に１１０番通報した。

　男性が同日午前８時１５分ごろ、除草剤を散布しようとビニールハウスの中に入ったところ、２０棟のうち、４棟からスイカがなくなっていた。「ひとりじめセブン」という品種で２０日ごろの出荷を予定していた。

　男性は５月３１日午後５時以降、ビニールハウスに入っていないため、桜川署は６日午前までの１週間に何者かが盗んだものと見て窃盗事件として捜査している。捜査関係者は「盗まれたスイカは大きくなってはいたが、収穫まで２週間あり、おいしくなるのはまだ先だったようだ」と話している。

[ 2010年06月07日 ]