阪堺線に都電車両? 路面電車PRで相互乗り入れ共同PRのため都電荒川線のカラーに塗り替えられた阪堺線の車両(手前)=6日、大阪市住吉区 路面電車の大阪・阪堺電車と東京・都電荒川線が、共同PRのため互いのカラーに塗り替えた車両を1両ずつ導入し、6日から運行を開始。大阪市住吉区の阪堺電気軌道車庫で同日、記念セレモニーが開かれた。 “相互乗り入れ”は都電荒川線が来年3月ごろまで、阪堺電車は約2年間を予定している。 司会役の鉄道アイドル斉藤雪乃さん(24)や両路線の関係者が除幕すると、昭和時代に都電荒川線で代表的な塗装だった黄色に赤のラインの車体が現れ、鉄道ファンや親子連れが歓声を上げながら記念撮影していた。 電車好きの息子(3)を連れてきた大阪市東淀川区の会社員渡部昭さん(43)は「都電の塗装は派手な色合いで走っていると目を引きそう。深緑の阪堺車両も自然が多い東京の風景になじんで活躍してくれるはず」と期待していた。 【共同通信】
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