自民党の小泉進次郎衆院議員が18日午前、内閣委員会で初めて質問に立った。父・純一郎元首相譲りの低い声で閣僚に迫ったが、やや切り込み不足が目立った。
進次郎氏が取り上げたのは、民主党が総選挙のマニフェストで掲げた月2万6000円の子ども手当。ほぼ同額の手当てが支給されているフランスとドイツの消費税が約19%なのを指摘し、「民主党は消費税の引き上げを考えているのではないか」とただした。
これに対し、30年近い議員生活を誇る菅直人副総理兼国家担当相は「これまでの政権(=自民党政権)は子育てに十分な手当てをしてこなかった」と牽制し、「現在、行政刷新会議(の事業仕分け)で無駄遣いを精査している。そこから充てていきたい」と答弁。
進次郎氏は、質問相手を福島瑞穂少子化担当相に変えるしかなかった。
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