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堀川、初タイトル逃す
日本ミニマム級 八重樫に判定負け
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第6ラウンド、堀川(左)の左フックが八重樫をとらえる(大阪市・松下IMPホール) |
ボクシングの日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦は21日、大阪市の松下IMPホールで行われ、同級1位の堀川謙一(SFマキ)=京都府長岡京市=は同級3位の八重樫東(大橋)に0−3の判定で敗れ、初タイトルを逃した。八重樫は初めての日本タイトル獲得となった。
堀川は序盤の3回でリードを奪われ、カウンター中心の攻撃で盛り返したが届かなかった。京都のジムから19年ぶりの日本チャンピオン誕生はならなかった。
■「下手くそでした」…堀川
「もっとうまいことやれたと思う。もっと…」自らを責める堀川の言葉が、陣営の悔しさをにじませた。序盤の3回までに連続リードを許したが、フットワーク、打ち合いで勝る堀川が逆転するチャンスは十分にあった。3人のジャッジの採点は、いずれも1〜3ポイントの小差だった。
積極的にプレッシャーをかけ、打ってきた相手のカウンターを狙う作戦だった。だが、世界タイトルマッチの経験もある八重樫は手堅いジャブを繰り出し、安易に攻めてはこない。反対に堀川はフックの大振りが目立ち、決め手を欠いた。
ポイントを戻した後半も相手のクリンチに付き合ってしまった。「自分が下手くそでした」と堀川。親しい友人らに健闘をたたえられると、涙が止まらなくなった。再挑戦について問われた29歳は「うーん…」と沈黙し、答えは出なかった。体と心の傷を癒やして、今後の道を探す。
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