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どんな公開討論会だったかと申しますと、まあ、かいつまんで報告致しますね。
ちなみに、会場となった『NAKED LOFT』は、新宿・職安通りに面する地上1階のオープンなカフェスタイルで、『トーク&ミュージック』をお届けする想像空間です。
客席60席のライブスペースでは、ロフトグループの中でもより蜜な幅広いあらゆるジャンルの音楽、トークライブが毎日、開催されます。
ということで、パネラーも、聴衆も、飲食をしながらの異色なイベントとなりました。(面白かったです。^^)
★プログラム
第1部:「幸福の科学とは何か」
饗庭直道(幸福実現党広報本部長代理)
里村英一(『ザ・リバティ』編集長)
渡辺伸幸(幸福の科学広報局部長)
小林郁子(同課長)
休憩
第2部:「外から見た幸福の科学」
有田芳生(民主党参議院比例区第61総支部総支部長)
山田直樹(ジャーナリスト)
上記4人とディスカッション
休憩
第3部:質疑応答
【質疑応答について】
質問票にご記入いただき、ご提出ください。
時間の都合等によっては、
フロアから直接ご発言いただく場合もあるかもしれませんが、
基本的に質問票で握出された質問を優先します。
質問票は、司会者を含め出演者それぞれが選んで発表いたします。
【お願い】
宗教団体が今日のようなイベントに協力し出演してくれることは、
おそらく稀なことであり、幸福の科学にとっても
初めての試みになります。
出演者が存分に発言できるようにするため、
Ustream 等を利用した映像・音声の生中継は
禁止とさせていただきます。
写真撮影は、他のお客様のへ迷惑やイベント進行に支障ない範囲で、ご自由にどうぞ。
なお、質問票とは別途、アンケート用紙もお配りさせていただいております。
ご協力いただければ幸いです。
やや日刊カルト新聞社主筆 藤倉善郎
とまあ、こんな感じです。^^
会場の雰囲気はと申しますと、
満員で立ち見ありの大盛況でありました。
第1部は「幸福の科学とは何か」ということで、
やや日刊カルト新聞社主筆の藤倉善郎氏が、
プロジェクターを用いて、幸福の科学の歴史を紹介しました。
藤倉氏曰く、
「私は、最初、幸福の科学をカルトだと思って、 結構新聞で叩いていたのですが、
何十回も取材しているうちに、 そうではないと理解するようになりました。
まあしかし、あくまでも外部の立場で見ておりますので、 『これはおかしい!』と思うときは、 辛口の記事を書くこともあります。
今年に入ってから、幸福の科学は、 霊界の証明を兼ねて『霊言書籍』を連続して発表しています。
この書籍、 『こんなの創作でないの?』 と理解する方も多いかもしれません。
しかし、取材をしていて分かったのですが、 この霊言書籍、実は、『公開霊言』として、 幸福の科学の内部で公開していることが判明致しました。
幸福の科学では今年に入ってから、 大川隆法氏による霊言の映像を信者向けに公開収録し、 施設内で上映しているのです。
で、私は、 『こういうリアルなものを外部向けに発信しなきゃだめですよ。
眉唾的に思っている外部の人間も、『公開霊言』のビデオを 目の当たりにすると、かなり衝撃を受けると思います。 実際、私がそうでしたから!』
ということを幸福の科学側に提言しました。 本日は、この映像の一部を、会場で上映します。 教団外部での上映は宇宙初となります」
というような趣旨を説明し、御法話の映像を紹介しつつ、幸福の科学の歴史について好意的に、そして、一部辛口で語って下さいました。
で、司会は順調に流れ、
第2部:「外から見た事福の科学」
有田芳生(民主党参議院比例区第61総支部総支部長)
山田直樹(ジャーナリスト)
上記4人とディスカッションに入ります。
しかし、討論の内容が、『幸福実現党 vs 民主党』というように、今後の政策について忌憚なく言い合うのかと思いきや、意外に、有田芳生氏は、『フライデー事件』についての批判ばかりで、このまま、「フライデー事件は、是か否か」的な討論で終わってしまうのか? と、会場は剣呑な雰囲気に陥ります。
しかしそのとき、聴衆席から突如、某右翼の大物の思わぬエールが入ります!
(名前を出すと問題かもしれませんので、控えますね。(^^;)
「私は、大川隆法氏の隠れファンです!
講演会も何度も聞き、書籍も読み、街頭演説も聴きましたが、 何一つ間違ったことは言っていません。
幸福の科学側は、フライデー事件に関しては、 正義を主張しておりますが、
しかし、方法論的に非があったと思える点については、 きちんと反省をした上で、
日本の未来について、発展的な意見を述べようとしています。
しかし、有田さんは、20年前の話ばかりを蒸し返すから 話題が全然進展しません。
有田さんは、素晴らしい人であります。
しかし、今日の有田さんは、しつこい! しつこ過ぎます!!(\w/;
もうそろそろ、過去の話はこの辺にして、 今後、日本をどのようにして良くしていくかという話に 切り替えて頂きたい!」
と、有田芳生氏に一喝致しました。どうもこの御仁、幸福の科学、幸福実現党、やや日刊カルト新聞社、有田芳生氏、山田直樹氏全員と、懇意にしているらしく、有田氏も苦笑いをしながら、「ちょっと、しつこ過ぎましたかねぇ…(^^;」
と、この話題を打ち切り、未来に向けての発展的な話に切り替えることになりました。
いやぁ〜、右翼のおっちゃん偉い!(*^^)∠pan☆⌒*☆*☆*・・゜〜〜゜
しかし、私はこの経緯を見ていて、感じたことがあります。
有田芳生氏(民主党参議院比例区第61総支部総支部長)も、山田直樹氏(ジャーナリスト)も、幸福の科学や幸福実現党が社会に対して、良い啓蒙活動をしていることは理解しているのです。ただ、『フライデー事件』のことが強烈に記憶に残っていて、
「もし、幸福実現党が政権を握り、 幸福の科学が日本の『国教』となったときに、
大川総裁が、 『全ての邪教を一掃せよ!
その他、○○○も、○○○も、悪であるから、 これらを全て潰しなさい!』
と命令を下したら、 それを幸福実現党は実行するのではないのか?
そういう未来を想像していて、 脅えている国民がたくさんいるのだ」
ということを主張したかったようです。
そして、「現在、幸福の科学や幸福実現党は、 非常に寛容性があるように見え、
尚かつそれを主張しておりますが、 過去『フライデー事件』の際には剣を抜いておりますので、 未来において、いつ日蓮のように他宗排撃、 その他、権力の横行に走るのか不安である。
あなた方幸福の科学の信者は、 とても善良な方々に見えますが、 大川総裁が命を下せば、 自分たちの意志は放棄して、 全て命令通りに事を起こすのではないのか?
という不安が拭いされないのです。
これは、多くの国民が感じていることでしょう。
しかし、そうでないというのなら、その証を見せて頂きたい」
ということを言いたいのであって、「それに対して、
明快に答えてくれた上で社会啓蒙活動をするのなら、応援もしますし、
場合によっては、シンパにもなりますよ!」
ということを内心思っているように感じられました。
これに関しては、饗庭直道氏が、「いえ、大川総裁は、そんな恐い存在ではありません。
主は、我らの父でありますが、我ら弟子達の意見にもきちんと耳を傾けます。
たとえば、大川総裁から幸福実現党に対して、『この件は、もう終わりにしなさい』
という命が下っても、その後、きちんと会議を開き、討議を致します。
その結果、総裁の意見と異なった結論が出た場合には、 『総裁はそうおっしゃいましたが、 私たちは、まだ努力して、この件を続けたいと思います。
是非、そうさせて下さい!』 と上申致しますと、 『わかった。
あなたがたが本気でそう思うのなら、やってみなさい』 と、許可を下さいます。
大川総裁は、そういった非常に寛容性のある方です。
そうでなければ、前回の衆議院選で、 にわか政党の幸福実現党に対して理解ができず、
幸福実現党に票を入れなかった信者がたくさんおりますが、 独裁型の宗教であったなら、 『票を入れなければ、地獄へ堕ちるぞ!』
と脅すのが常套手段でありますが、 幸福の科学は、信者達の『判断』に任せたのであります。
このように、大川総裁は非常に寛容性のある方であり、 また、幸福の科学も幸福実現党も、徳治主義的民主主義な団体なのであります」
という趣旨の答えを致しましたが、それに関しては、パネラーも、拝聴しているお客さんたちも、
「それは、意外!w(゚o゚)w 」と驚いていたようであります。
大きな拍手も湧きました!^^
やはり、一般の方々が誤解している、
●幸福の科学はカルトでないのか?
●幸福実現党が第一党になると、独裁に走るのではないか?
●他宗排撃に走るのではないのか?
●国民を強制的に洗脳するのではないのか?
ということに関して、今回のように識者をお呼びし、聴衆の面前で誤解を解くということは、非常に重要だと思います。
そして、第3部:質疑応答で、司会者から「今回の討論では、税金関係についての話題がでませんでしたが…」という質問が出、尚かつ私も有田氏に対して、
「民主党は、バラマキ政策をしていますが、 幸福実現党の消費税、相続税、贈与税などを撤廃し、 国民の財布の紐を緩くして経済を流通させる、 その結果、赤字となっている企業の多くが黒字となり、 いままで税金を払っていなかった企業や個人が 税金を払うことができるようになれば、 税収率が上がり、国が豊かになる、
という政策の方が、理に適っていると思うのですが、 有田氏は、この点をどう思われますか?」
という質問をアンケート用紙に書き、提出したところ、
有田氏は、「幸福実現党の経済復興の政策は、素晴らしいと思います。
民主党のパイの取り合い的な政策に関しましては 私はどちらかというと反対で、
新しいパイを作って、 経済を流通させる政策の方が良いと思います。
幸福実現党は、宇宙産業等を発展させることによって、 経済を潤す政策を提唱しておりますが、 私個人は、 癌の治療法で↓『重粒子線治療』がありますが、
http://www.nirs.go.jp/hospital/radiant01/radiant01_04a.shtml
これは、手術をせずに癌を治療する方法として 絶大な効果があるのでありますが、
如何せん、まだ日本では、保険の適用ができず、 その治療には、数百万円もかかってしまうのです。
私は、こういった医療分野を発展させ、 新たなパイを作り、経済を復興させることを考えております」というようなお話を語りました。
それに関して、「有田さん、今日、はじめて良いことを語りましたね!」
と、冗談的ヤジが入り、会場は、笑いと拍手に包まれました。
これを見ていて、私は更に思いました。
このように、政策においての『共通項』を討議し合った上で、
・・・・・・・・・・・・・・・
「幸福実現党の政策の方が、より大きなパイを作ることができ、 迅速かつ的確に、経済を復興させ、 日本を世界のリーダーとして成長させることができる!
と、聴衆に納得してもらえるよう努力することが、重要だと思います。
今回、質疑応答の場で、某弁護士より、ある質問がありましたが、それに対して饗庭直道氏が真摯に答えますと、「私は、まったく逆の答えが返って来ると身構えていたので、
びっくりしました。
いや、質問して良かった!
本当にありがとうございます!!(^^)」
と感謝の言葉を述べておりました。
こういった、識者、聴衆を交えての公開討論、不毛なバトルになるのではなく、
真摯に国の未来を良くするための討論会を開き、
多くの人に知らしめることは、非常に重要なことであると思います。
今後、某BS番組でもやって頂きたいと思いますし、現段階において、幸福実現党に対して理解を示しつつあるマスコミにも協力して頂いて、こういった企画をたくさん作り、
如何に、幸福の科学と幸福実現党が、真剣に国の未来を憂い、社会啓蒙化活動をしているのかをテレビや新聞、週刊誌、『やや日刊カルト新聞』などのネット新聞等を通して、
アピールしていくことが大切だと思います。
ポイントは、●多くの方の幸福の科学に対する、 『カルト・独裁』という誤解を解いていくこと。
●幸福実現党の政策が、如何に社会に対して有用であるかを 外部の識者を交えて証明していくこと。
●幸福の科学の仏法真理が、 「イワシの頭も信心から」的な思想ではなく、 理想社会を作り得る『成功哲学』であることを 外部の識者を交えて証明していくこと。
これが、重要であると思います。
★補足
以下、関係者から頂いた情報です。
●LOFTの社長からのコメント
「幸福の科学がディベートに出てきた。
それも広報部長や政党幹部まで来た。
デフェンス一本の宗教団体が、 こういう所に出てきて自らを鍛える姿勢には、どこか感動した。
更に凄いのは、そこに有田芳生さんや 文春で反幸福の科学キャンペーンをしていた山田さん、 新右翼の○○○○さん、 弁護士の山口さんが反論し、議論したのも凄いと思ったし、 幸福の科学は会場で平然と大川教祖のビデオまで流したのにも驚いた」
●参加した宗教学者からのコメント
『客観的に見て、幸福の科学の圧勝でしたね!」
●一般の方からのコメント
「参加して幸福の科学って面白いと思った。
ただ、山口弁護士への7億円の裁判とかは納得できないし、
問題だと思ってますよ」
その他、様々な意見をいただきました。
http://amamikyo.amamin.jp/e21327.html
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