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冗談だと思ってたのだけど終戦直後『サザエさん頭』は実在
どころか流行してたのだそうな。
100年も経てば今どきの女の子の『巻き髪』もそういう扱いに
なるんだろうけれど(コラ)
これが『実在しました』という『証拠写真』
新美容出版の創立50周年記念('68年当時)『しんびよう』で
石口キクヨさんが終戦後の髪型を再現したのが、コレ。
ま〜コレだけだったら今ひとつ信憑性もねーなぁ…
てので、ウチのバサマがオカンをつれて幼稚園の
遠足に行った写真をみせてもらった。
サザエさんぽかった(爆笑)
つーか、あの当時、美容院にいく余裕のある人は
出来損ない『サザエさん』になってるというか…
『サザエさん』の原作者、長谷川町子さんはマンガの連載を
頼まれた当時を振り返る。
'46年の連載当初、『ハリウッド美容室』に出来た長蛇の列にも
サザエににた髪型の人が描かれていた。
メークアップアーティストの清水悌さん(71)さんは少年時代,
写真館や美容室であの髪型をよく目にし、
『11歳年上の姉も前髪に三つカールをつけてアルミのクリップで
巻いて、カールが壊れないようにそっと外して櫛で,とかさない、
そんな感じでした』…今では考えられない話だが
戦後明るくなる象徴として『パーマ』がとりあげられたわけだが,
電気をつかわない薬品で形をつくる『コールドパーマ』が
出来るのは終戦5年後の'50年から徐々に広まる。
'48年の小学校教員の初任給が2000円の時代、パーマは
一流店でかけると420円。それでもお客は来た
コールドパーマ液開発担当者の第一人者の一人で美容師の
大谷智恵子さん('06年当時83歳)は『朝くらいうちから
お客さんが集まってきた』という。
今、髪に悪いと呼ばれてきたパーマ液の開発も進み一ヶ月に
一回かけても昔に比べれば比較にもならないものが出てきた。
それもこれもモデルや芸能人、一部のセレブの個人投資から
生まれ庶民に広まったものかもしれない。ありがたいことだ。
昔は、こういう『庶民に届かないものを、庶民に届くまで
徹底して使うセレブ』は品もあり、自分たちの階級だけで
富を独り占めにするようなこともなかった。
二極化してる今、某IT長者のように『お金がすべて』でなく
弱いものも牽引して今の波に乗せていけてこそ、本当の
『長者』じゃないだろうか。
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