社内からのアクセスは性悪説か性善説か？

いまとなっては当たり前ですが、こういう記事が。

大企業になるほど、Youtube や Twitter に厳しい傾向——Web 広告研究会調査 - japan.internet.com Webマーケティング

従業員規模が大きくなるに従い、利用できるサービスは少なくなり、5,000人以上の会社では半数以上が動画共有サイトや SNS を利用できない。 

子供向けフィルタリングじゃなく、分別のつく大人なんだし、情報収集の手段を封じることのデメリットが大きいように思うのですが、 やらかす人の割合が同じだとすると人数が増えるにつれ、漏洩などのセキュリティ事故が起きやすくなるから、性善説から性悪説に変わらざるを得ないんでしょうね。

ただ、人の口に戸は立てられない というか、機密情報を自宅・イー・モバイル・携帯からソーシャルサイトに書きこむことは防ぎようがない以上、社内LANからのアクセスだけブロックしても無駄な努力・コストというか、むしろ社員の生産性を下げていると思うんですけどね。

この記事のように、自前のプロキシサーバを立ててアクセスすることも可能ですが、このプロキシサーバへのアクセスすらブロックするでしょうし。

『PHProxy』をインストールしてブロックされたサイトへアクセス : ライフハッカー［日本版］ 

ちなみに、Web標準に則っていないIE6の撲滅運動が、マイクロソフト陣頭指揮の元、世界的に行われています。欧米では５％を切ったようです。(IE6のシェア、欧米で5%を切る、IE8は上昇中、Chromeは6-7%) IE6を擁護するIT部門の人もいるようです(オーストラリア）。

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ : Facebookなどソーシャルサイトを使わせない目的でIE6を使い続ける企業がある

 最新のソーシャルなWebサービス、その中でも筆頭はフェースブック、を社員が就業時間中に使って仕事が進まないという状態を防ぐ方法として、「IE6をアップグレードさせない」という手を取る企業が存在するのだとか。

 失笑するしか無いですね。日本企業にも同じ考えのIT部門が多いのかもしれませんね。泣きをみるのは、間違った技術の塊であるIE6のために苦労しないといけない我々エンジニア・HTMLコーダーなんですけど、決定権は無いですからねぇ。

そういう人もIE6ごと消えてなくなれ！

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