関連記事
高鍋4神社夏祭り自粛 終息祈願の神事のみ
畜産農家頑張って 大堂津小、JAへ千羽鶴
激励の思い千羽鶴に 発生地へ延岡西小
ブログ、募金活動協力… 本県出身芸能人も応援
玄関に消毒マットを 宮崎市の自治会タオル配布
搬出制限区域の食肉処理 繁殖雌牛、母豚は回避
「非常事態」夏休み前解除目標 東国原知事
ワクチン接種済み家畜 日向市で殺処分開始
75%処分終える 感染や疑い18万頭に
菅首相早急に宮崎入りを 本県関係国会議員要望
「万全期す」菅首相守って 商工業者支援も要望
「一人の国民として誇り」 鳩山首相が激励電話
出荷を再開前向き一歩 えびの市制限解除
避難種雄牛5頭 最後の検体採取
県産品応援にマーク使って 漫画家赤星さん制作
風評被害防止に一役 地元農産物セット好評
食の在り方認識新た “現場”担い手の声
応援フェア観光客でにぎわう みやざき物産館
【記者コラム】うすでこ(都農支局)
【記者コラム】さんしょの実(日向支局)
「非常事態」夏休み前解除目標 東国原知事
(2010年6月5日付)
口蹄疫問題で東国原知事は4日、県内全域に出している非常事態宣言について「夏休み前に解除したい」との考えを示した。また疑似患畜、ワクチン接種で家畜を殺処分した農家については8月上旬から中旬の経営再開を目指し、殺処分、埋却を迅速に進める考え。県庁で開いた県口蹄疫防疫対策本部会議(本部長・知事)で指示した。
東国原知事は学校や観光、商工業などへの影響を懸念し「安全宣言の目標は夏休み前をイメージしている。(制限を)できるだけ緩和できるよう検討したい」との意向を示した。殺処分、埋却については「特措法施行に従って移動制限区域内で移動できたり共同埋却地だったり、あらゆる手段を講じて迅速にやっていく」と述べた。
畜産課が示した農家の経営再開のスケジュールでは、6月1日を起点にした場合、疑似患畜農家(確認例247例)は約20日間で殺処分や埋却を終了。ワクチン接種農家(1015戸)は家畜の評価を終えた上で約25日間で殺処分、埋却を行う。消毒作業、移動制限区域の解除を経て8月上、中旬までに経営再開を目指す計画になっている。