今週発売の「週刊新潮」に掲載された愛子さまの通学問題をめぐる記事について、宮内庁は「皇太子ご一家の名誉を著しく損なう悪質な記事だ」として異例の厳重抗議をしました。
この記事は週刊新潮の6月10日号に、「イジメッ子対策で給食に向精神薬を混ぜてはと提案した東宮」と題して掲載されたものです。
記事は、「宮内庁側が愛子さまをいじめた男子児童の乱暴な行動を直すために、給食に覚せい剤と似た作用を持つ向精神薬を混ぜて食べさせるように学校側に提案した」という内容になっています。
宮内庁の野村東宮大夫は4日、「事実無根の大変悪質な記事」だとして週刊新潮の編集長に厳重抗議し、訂正記事の掲載と謝罪を求めたことを明らかにしました。
宮内庁は、「医師法違反になるような行為を提案するなどあり得ない。皇太子ご一家の名誉を著しく損なうものだ」と強い抗議の姿勢を示しています。
一方、週刊新潮・編集部は、「記事は確実な根拠に基づいて書かれたもので自信を持っております」とコメントしています。(04日17:54)