殺虫剤などのスプレー缶を火の近くで扱って火事になるケースが増えていて、東京消防庁が注意を呼びかけています。

 東京消防庁によると、東京都内でスプレー缶が原因の火事や事故はここ5年間で増え続けていて、去年は220件に上っています。コンロやストーブの近くで使って火事になったり、捨てる前に缶を開けた穴から残りのガスが漏れ、引火するケースが多いということです。また、捨てた後もゴミ収集車の中で缶が圧縮されてガスが噴出し、火事になることもあるということです。東京消防庁は、台所や暖房器具のそばに缶を置かないようにしたり、捨てる時は最後まで中身を使い切るなどの注意を呼びかけています。

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