中国で起きた天安門事件から21年の4日、事件の際の学生指導者・ウーアルカイシ氏とみられる男が中国大使館の敷地内に侵入したとして現行犯逮捕されました。

 警視庁によると、「ウーアルカイシ」と名乗る男は午後2時半ごろ、東京・港区の中国大使館の敷地内に警察官の制止を振り切って侵入した建造物侵入の疑いが持たれています。男は、21年前に起きた天安門事件をめぐって中国大使館前で抗議活動をした後、設置してあった柵を乗り越えたということです。ウーアルカイシ氏は、天安門事件の際の学生指導者として知られています。警視庁は、男がウーアルカイシ氏かどうか身元の確認を急いでいます。

ページトップへ戻る