5月25日、内閣府政策統括官（共生社会政策担当）のホームページに、平成22年版「子ども・子育て白書」が公表された。

　この「子ども・子育て白書」によると、近年の未婚化・非婚化の進行は25～39歳の未婚率は男女ともに上昇しており、男性では25～29歳で71%、30～34歳で47%、35～39歳でも30%、女性では同59%、32%、18%という結果となっている。生涯未婚率も男女ともに上昇しているという。

　これに関して、登録モニターの全国20歳以上49歳未満の男女1万54人に対し、結婚意向についてのインターネット調査が、平成21年10月2日～10月12日にかけて行われた。このアンケート結果では、未婚者の25%が将来も「結婚するつもりはない」と回答したという。

　将来も結婚するつもりがない理由として、「適当な相手に巡り合わないから」が57.0％と圧倒的に多く、次いで「自由や気楽さを失いたくない」(32.9%)、「結婚後の生活資金不足」(29.6%)と続く。

　男女別では、男性の結婚しない理由の第3位に「結婚資金、結婚後の生活資金の不足」と経済的なものが挙がっている一方で、女性では「自由や気楽さを失いたくない」となっており、男女間の観点の違いも明らかになっている。

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・子ども・子育て白書

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