2006/12 以降の投稿全 20 件のうち最新の 10 件を表示しています。古い投稿を表示
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2006/12/30

12月30日の日記。

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★年末豪華二本立て★

・オージービーフ春菊エリンギすき煮
・スーパーマルショウ600えん弱握り寿司
・銀河高原&まろやか酵母&キリン豊醇&ただいまメルシャンワインラッパ飲み中。



私が今住んでいるマンションは、入り口にあるポストの数からすると
多分40部屋ぐらいあるのですが、構造上独身者向け(ワンルーム)と
家族向け(2部屋:家賃13万ぐらい?)とに線引きしてるかのように
分かれております。

今晩のゴハンの買い物は6時ぐらいに自宅から歩いて5分弱のマルショウへ
行ってきまして、帰りに自分の住んでるマンションを見上げるとだね
独身者縦一列わたしの部屋しか明かりが点いてないのです。
去年までは分譲の団地だったからそんなことは無かったけど、
正月はみなさん帰る場所に帰るんだね。

クリスマスに一人、っていうのは一晩だけのことだし、
ほとんどの年は会社に勤めてる日なワケで大して気にならないけど、
うーん・・・身寄りの無い一人暮らしの身にはかなり堪えます。


帰る場所がある、ってやっぱいいもんですよねえ。
普段意識をすることは無くても、きっと誰にとったって心の拠り所です。
正月休みの正しい過ごし方は、親兄弟(そしてその子供達)で集まって
昼間っからみんなでゴロゴロしてることなんだろうね。


いいなあ~
素直に羨ましいですよ。

2006年食の傾向と対策(晩メシ総まとめ)

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・昨晩のキムチ鍋残りでケンタロウサバ缶クッパ
・スタバを切らしたので只今粉末カテキン茶



二晩連続飲んだくれですが今朝は天気同様いたって快調、今日はコレを書いたら
掃除道具一式を島忠家具センターへ買いに行ってきます。

さて、件名通りのマトメに入ります。
昨日パソコンの手入れをしながら、自分のブログを初めて振り返ってみました。

え~この1年間にこちらへUPした自炊晩メシは213回でした。
この数の中には今朝のような朝・昼メシは含まれておらず、外食やスーパーで
買ってきた日だけはカウントしていません。
また途中で面倒臭くなってきたので、集計結果はかなりあやふやなものです。
まぁそれでも自分の食の傾向とこれからの対策を考えていくためには
それなりに参考になるデータが取れたのではないでしょうか。



�� = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =


■外国料理

・トルコ料理:1回
・東南アジア料理:4回
・韓国料理:5回
・インド料理:13回
・中華料理:32回

※中華料理もどこまでを中華とするかの線引きが難しく、
さりとてこんなことで悩んでも仕方ないので(笑)、あくまでも
昨日時点の主観で決定しました(例:レバニラは中華としました)。
ちなみにインド料理は全てカレーです(笑)。


■麺類

・ラーメン:2回
・中華めん系(ジャージャー麺・冷し中華など):3回
・日本そば系(ざるそば他):4回
・そうめん・にゅうめん:4回
・うどん:4回
・ヤキソバ・焼きうどん:12回
・麺類の王者スパ:30回

※あまり意識はしてなかったものの、前年までと比べたら麺類を食べる回数は
かなり増えたと思います。
もうスパゲティをお金を出して外食しようという気にはなりませんね。
スパだけは自分で作った方が絶対にオイシイ。簡単だしね。


■その他

・洋食:23回
・和食:71回
・和食鍋:5回

※洋食・和食のカテゴリ分けが非常に難しい。
シチューの隣にキンピラがあった場合、一体どちらになるのか?
最初の一ヶ月分ぐらいはシビアに書き出したりしてやってましたが、
あまりにも面倒臭く、意味が無いことに気付いて途中からはいい加減です。
コロッケ丼は和食、串カツライスは洋食としています。



�� = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

え~
時間をかけて上記のような結果が出てきましたが、
いやいや何も得るものはありませんですねえ。

そーですねえー
以前に比べたら一度作れば2~3日同じメニューが続く「鍋類」が減って、
その減耗分を1食食べ切りの「スパ」が伸びていってるところでしょうか。
あとこの1年、ついに1度も果物を食べてない(泣)。


さあて
マジメに掃除すっかー

2006/12/26

12月26日の日記。

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・豪雨早帰り合挽き肉自作ミートソーススパ
・ただいまスタバ1200えんスマトラ飲んで後は寝るだけ。




私の下に直属の女の子社員がいたのはかれこれ5年も前のことで、
あまり接触は無かったけど自分のいた部に派遣の女の子がいたのは2年前。
以降はずっと男組です。

私の今の職務は「元締め」と書けばなんとなく響きだけはいいですが、
ある意味最も経理らしい、どちらかと言えばオタク系の仕事なのです。
そんなことから、今や仕事で社外の女性と話しをするなんてことは皆無で、
社内の女とも話す用事も機会も少ないのです。

多分、社内の私というのは基本的にブスっとしてて、女達から見れば
かなり無愛想なヤツと思われているんじゃないでしょうかね。
��0代前半ぐらいまでは決してそんなこと無かったんだけど、
時の流れと言うかなんちゅーか、我ながら哀しい現実ではあります。



で、今日の午後1~3時は毎週の部内連絡会がありまして、さて終わったから
コーヒーでも飲むべ、と紙コップへインスタントのコーヒーをサラサラ入れて
給湯室へ向かうと、2ヶ月ぐらい前から他の部に来てる派遣の女の子が一人で
洗い物をしておりました。
私はその彼女とは一度も話をしたことが無く、名前さえ知りません。
洗ってる横から「ちょっとごめんなさいね」と割り込んで、カップへ
熱湯を注いでおりましたらば。


「あのう・・・」

ん?他に誰もいないからオレに話しかけてんの?一体何だ?

「はい?」
「あの・・・料理すごく上手なんですってね!」

なななな何を言いだすかと思ったらビックリだよ!
私は自分が一人暮らしでどういうメシを作ってるかなんて、
当たり前だけど会社で一度も話をしたことが無いのです。

「だだだ誰がそんなこと言ってんの」(内心ガクガクブルブル)
「あそれはちょっと・・・アタシも料理するの大好きなんですよ」
「ああそうなの」  スタスタスタ(逃げるようにして去る)
いやあ~参った参った。


それにしても
一体どういう理由で名前も知らない小娘が私のことを知っているのか。
ルートとしては当然のことながら昼飯を一緒に食べたりしている
プロパーの社員から聞いたもの推察出来る。それしか無い。

と言うことはだよ。
結局誰もひとことも訊ねてくることは無かったけど、
��年前に潰したブログは社内の複数以上の人間に見られていたということか。

ひえ~っ
考えるだけでも恐ろしい。クワバラクワバラ
今のここは大丈夫だと思うけどな・・・

2006/12/25

12月25日日記。

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・焼きソバ風ワイルドスパ大盛り
・ただいまスタバ1200えんスマトラ。


いや~

普段運動を全くと言っていいほどしてない身体に
今朝から始めた一時間の歩き(終盤はほぼ小走り)は、かなーり堪えました。

仕事中は何とも感じなかったけど
帰る道すがら、足と腰とケツが「あいたたたたた・・・・」。
まだまだ夜10時だというのに、コレをタイプしてる今も
疲れで目がショボショボしております。


これはきっと身体が一気に縮んでいる証拠だよナ、ということにして
今晩は早く寝て引き続き明日も早起きしてガンバロウ。



アイテテテテ・・・・・

2006/12/24

12月24日だが普通の日曜日の日記。

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・タコ&カリフラワーのトマト煮込みスパ
・キリンゴールデンホップ
・ただいまスタバ1200えんスマトラ飲んであとは寝るだけ。



先週は季節柄年末ということもあって、会社関係の「飲み」が3回ありました。
結果として自分では関心しているのですが、そんな状況にあってもいまだ禁煙は
続いており、まだまだニコレットをやめるワケには行かぬものの禁断症状も無く
日を追うごとにかなり楽になってきたような気がします。

今回の禁煙はいままでと違って大義名分が何も無いので、どーせもったとこで
一週間ぐらいだろう、と思っていたのですけどね。
これで正月休みも一本も吸わずに越せるようなら、さほど苦も無く
マジメな話本当にタバコをやめることが出来ちゃうのかもしれません。


ただ以前にも書きましたように、その反動は食欲へ顕著に現れておりまして
今晩のスパもデブ時代の200グラムへ戻ってしまい、タバコを吸わん人から
すれば、そんなの量を減らせばいいじゃないのとカンタンに思うでしょうが、
あっちを立てればこっちが立たずで(よくわからん)、とにかく
「食欲旺盛⇒消化し切れず肥大化」へ完全になりかけているところです。

このままでは明らかにマズい。
人間はどんなときにあっても希望だけはもっていたいもの。
これでも私は残りの人生をまだまだ捨てちゃあいないのです。


これも2ヶ月ぐらい前に書きましたが、私の勤める会社は東京港区の高輪と
言うややハイソな街にあります。
で、ノーマルな従業員の通勤手段は地下鉄の高輪台駅or白金台駅から歩いて
くるのが大半の中、先月までの私は毎日山手線の五反田駅から15分かけて
会社まで歩いておりました。

この五反田駅の回りがどちらかと言えばキレイではなく、独身男向けの
アヤシゲなスポットも多かったりして、なんとなく気持ちが荒んできます。
ああ、こいつもよろしくない。

そんなことで旅行から帰ってきた先月末から、五反田の一つ手前の目黒駅から
会社まで20分歩くコースに変えました。
帰りは10分に一本あるバスに乗ってますけど、わざわざ目黒から来ているのは、
ウチの会社じゃ私以外まぁいないでしょうね。

目黒なんて今までずっと縁の無い街だったけど、食べ物屋もそれなりにあるし、
買い物も駅ビルの中だけで済んじゃいそうなんで、かなり気に入っています。


そんな地道な努力を日々重ねているにも関わらず、摂取カロリーが常に上回って
いるのか、私のハラは一向に減る気配を見せません。
コレじゃいくらなんでもマズ過ぎるべ!と、先週月曜日から目黒駅の更に手前の
恵比寿駅から片道40分歩く通勤コースに変更しました。

最初の日は少しシンドイナと感じましたが、不動産屋のセリフじゃないけど
歩く距離があっても目に入る景色が良ければ&飽きなければ、時間のことは
あまり気にならなくなってくるもんです。

と言いますかね。
朝早い時間だと人通りはあまり無い道なんで、ipodを全開にして歩きながら
クチパク熱唱して、これが結構気持ちいいんですよ。



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けれども努力の成果未だ何も現われず・・・

おし、じゃあ明日は渋谷から歩くぞ!!!





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んまぁ~会社まで1時間ってトコロか。
朝からそんなに歩いて疲れて仕事になんのかよ大丈夫か?

しかしなあ。
渋谷から歩きとなると、ウチの会社はおろか高輪の全会社探したって
どこにもそんなヤツはいないと思うぞ。
奇行もほどほどにしておかんとなぁ・・・

2006/12/23

旅の話はこれにて終了:男独身42歳の欧州旅行。

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表題に旅の話と書いておきながらも、まずはいきなりこれまでと全然違う写真
から始めます。
こちらのいかにもリビング雑誌にでも載ってそうなお宅は、今回ワタシを欧州
まで招いてくれた恩人の鍵子Lさんちです。

ザルツブルグ中心街から自転車で約15分。庭にプール有り。
隣近所も日本の住居とは違った大きな家ばかりです。
この住居フロア(2フロアです)には、大理石のようならせん階段をぐるぐると
上がっていきます。
こりゃあワタシなら絶対に掃除しきれんな、と余計なことを考えつつたまげるばかり。

ただし借家です(笑)。
家賃は訊ねてませんけど、当たり前ですがウチより全然高いでしょう。
「ワシのおいどん部屋をブログに載せてちょうだい」とのお願いから、ヘボい
写真しか撮れませんでしたが、ご要望通り掲載してみました。

> Lさま。
これでよろしかったでしょうか?
イメージ違ったらごめんなさいね~


今回は自分のブログ史上(笑)、一番長ったらしくかつ自己満足な文面に
なりましたので、エチケットとしてここから下は折り畳んでおきます。











�� * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


��さんとワタシの出会いは、去年の春頃に前のブログへコメントを頂戴したのが
きっかけでした。
"オーストリアに住んでいます"と書いてもらったところで、距離も(そして生活
レベルも)私とはかけ離れてるワケだから、最初は中年男のメシブログなんて
物珍しさで見るかもしれないけど、どうせすぐに飽きられてしまうだろうと
思っていたのです。
私にしたって"だいいちオーストリアって一体どこよ?一生縁が無えなあ"
ぐらいにしか考えておりませんでしたしね。

けれども、その後も不思議とLさんとのテキストのやり取りは続きまして
��さんは音楽でメシを食っていることを教えてもらいました。
ふーん・・・音楽家かあ・・・ますます私とは縁の無い世界だけど、しかし日本人で
外国のオーケストラに所属してるなんてすごいよなあ。
しかしサ、そんなすごい人が一体全体なんでオレのトコなんて来るワケ?
自分で思うのもアレだけど、オレのブログなんて底辺もいいとこだよ??
どう考えてもよくわからんけど、コレってなんかスゴイことなんじゃないの??
いやあ~なんだか笑っちゃうよなァ あっはっは・・・


��さんが所属されているのはカメラータ・ザルツブルグなるオーケストラです。
ザルツブルグを丸一日案内してくれた鍵子Aさんもこちらにおられる方なのです。
��オフィシャルサイト:http://www.camerata.at/)
ウィキペディアで調べてみると、なんでもこちらのオーケストラは50年以上の
歴史があるらしく、"Camerata Salzburg"をgoogleで検索してみれば、
��0万件以上ヒットします。
うむむむむむ・・・自分で勝手に想像してたよりも遥かにスゴそうだな・・・

とは言え、
��さんは地球の反対側に住んでいて、私は声を聞いたことも姿を見たことも無いのです。
あくまでもお互いパソコンに向かってテキストをタイプしているだけ。
本当にLさんがスゴい人であったにしても、私の実生活に登場してくることは
有り得ないし、ネットに繋がらなくなったらお付き合いもオシマイなワケで、
そんなことで実際にお会いするまではあまり現実味を感じていなかったのです。

で、話は急に旅の4日目あたりに飛びます。
あさってから一人でミラノまで旅してきますよ、明日はAさんに教えてもらった
Europarkへ行ってきますよ、なんて話をお酒を飲みながらしておりましたら、
"明日の晩は疲れてなかったら、リハーサルを見に来るのはどうでしょう?"と
��さんが言ってくれまして。

その翌日は初めての単独行動の一日で、かなりクタクタに疲れきっておりました。
正直なところクラシックなんて何もわかんねえし、途中で寝ちゃったらマズいし、
それに寒いし、どうすっかなーバックレて寝ちゃおうかな・・・とも思ったのですが、
せっかく機会を作ってくれたんだし、眠くなったら顔を洗えばとにかくなんとか
なるだろうと考え直して、約束の8時20分にザルツブルグ大学の前で一人待っていました。

"あ~こっちですよこっちー"
休憩時間になったらしいLさん登場。
オレこの中入っていいのかよ・・・と不安たっぷりにLさんに連れられて
ホールへ入っていきます。


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ややややや!

��当たり前だけど)外人ばっかりじゃんか!
それに部外者は誰一人いないじゃん!
オレこんなところいられないよ!

私の不安大爆発な気持ちを全く気にせず、Lさんはオーケストラの仲間に
weblogとかなんとか言って私を紹介しています。
何言ってんだよオレのことなんて紹介しようがねえだろうよ・・・
ここでジローラモさんに似た方と握手。
��00%引き攣ってただろうけど一応笑顔で"な、な、ないすとぅみーちゅー"。

"ねえねえオレこんなトコいられないよぉ~他に誰もいないじゃんよ"
"大丈夫よ私の友達なんだから友達は入っていいの"
"だって今まで来た友達ってみんな音楽やってる人でしょうよ"
"んーまぁそうだけどいいの"
"やっぱダメオレ帰るよこんなトコいたら緊張で死んじゃうよ"
"そんなこと言ったら私も帰るよ。いーから座って見ててください"



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ここまで来たらどうしようも無いと観念し、私以外誰一人いない客席に座り
とにかく音を立ててはならん、もし出て行けと言われたらどうしようと
カチンカチンな緊張状態でした。

ステージを見ればさすがにワールドワイドなオーケストラだけあって、メンバー
はLさん以外にもアジア系の方はいらして、ほとんどはヨーロッパ系白色人種の
方ですが、アフリカ系の女性もおられます。

なんだかすげえよな・・・
オレ以外に誰も観客席にいないんだよ??
こんなことって本当にあるの??




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事前の心配に反して、演奏が始れば眠気が訪れることはありませんでした。
私はこの歳になるまで一度もクラシック音楽を聴いたこと無かったんですが、
彼らの奏でる音楽は、次第に私の心の奥底まで響いて来ました。


なんて書けばあの時の感情を伝えられるんだろう。
聞こえてくる音は、耳に馴染んだいつも聴いてるロックやソウルとは違う。
けれどもステージにいるオーケストラは、オレ達の、アタシ達の魂を込めた
音を心して聴いてくれとばかりに、皆乗りに乗っているのです。

音楽の種類は違えど皆ロックして、スウィングして、グルーブしているのです。
その気合が思いっきり目一杯どぉーんと心に伝わってくるのですよ。
なぜだか涙が出てきて止まらない。

ああ、音楽はなんて素晴らしいんだ!!




�� * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


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ミュンヘンからザルツブルグへ戻った今回の旅行の最後の晩、
��さんからオーケストラのコンサートに招待していただきました。
場所は「モーツァルテウム大ホール」。100年近い歴史のある建物です。



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事前にLさんから聞いてはいたんですけど、
んまぁ~来てみたらお客さんは皆正装してクロークで上着を預けるような
大変な場所でありまして、セーターGパンにスニーカー&ずた袋なんて
私ひとりしかいないんですよ!きゃあ~助けてぇ~

ついでに書くと、アジア系のお客さんも私以外に一人しかいなかったです。
いんや~どうせ誰も私のことなんて見ちゃあいないんだろうけどさあ
これは肩身狭いっちゅーかメッチャメッチャ緊張しましたですよ。

ほーんと今回の旅行は色んな緊張をしてばっかりです(笑)



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この写真の中、ステージ上に小ぃ~さくLさんは写っております。

最後の曲はベートーベンで知らない曲ではあったけど、こうやってマジマジと
聴いてみると斬新なメロディーってことが私でもわかりますね。
写真も途中までどうすっかどうすっかと躊躇してたんですけど、こんな機会2度と無いんだもの。

フラッシュを焚かなければ大丈夫だろうと、両隣(フランソワーズ・モレシャンとジョルジュ・ムスタキ)を
気にしつつ、それでもなんとか写っていたし、それよりも写真が出てきて本当に良かったあー!


演奏は途中休憩を挟んで、都合1時間半ぐらいの素晴らしいものでしたが、
私はオーケストラの演奏に身を委ねながらも、

・自分は今なんでこんなスゴイ場所にいるのだろう

との思いが浮かんできて、頭の中から消え去らないのでした。


だってなんでサ?
オレは英語も喋れないしがないサラリーマンだよ?
どうして今外国にいるの??



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* * * 10年前のある晩のこと。 * * *


��ュ~ドロドロドロン
"だ、誰だオマエは!"
"10年後のオマエ自身だよ"
"な、何だ夢かよ。驚かせんなよ"
"今晩は特別にオマエの未来を教えてやるから何でも聞いてみろよ"
"そんじゃあ聞くけどな。その頃オレはまだ今の会社に勤めてるのか?"
"ああ変わらんよ"
"42歳ならそろそろ課長になっていい頃だと思うけどどうだよ"
"残念ながらこれから10年の間に会社にも色々起きて、オマエは回り道をする
ことになる。課長という職種は会社に無くなるが、オマエは主任止まりだ。
ただ、回り道以前に運と実力が無いのかもしれん(笑)。
ちなみに給料はそれなりに上がっているが、賞与は変わらんかもしれん(爆)"
"ちっ、聞かなきゃ良かったよ。だったら世の中はどうなってんだ"
"今よりもずっとインターネットが進んでいるぞ"
"Windows2005とか出てんのか?"
"いや年号を追うのは2000年までで、今度vistaなるもんが出るらしい。
それよりもweblogなるものが流行っていて、何をやっても続かないオマエが
��年近くもほとんど毎日ずっと続けている。"
"なんだそれは?そんなにも面白いもんなのか?"
"まァ日記みたいなもんだ。オマエが書くその日記を世間一般の人が覗いていく。
それを通してオマエには世界中に友達が出来て、その友達を訪ねてヨーロッパを
旅して、一生忘れることのない大切な秋の一週間を過ごすことになるよ"。
"いいかげんなコト言うなこのヤロー!(爆)そんなことあるワケねえだろ!
そんなことよりサ。あのさぁ・・・オレ誰と結婚してんの?"
"・・・・・"
"いくらなんでも40過ぎて一人ってこたあねえだろうし、相手はカワイイのか?
キレイな女か?子供はいくつになってるんだ?"
"おおっと、そろそろタイムマシンが切れてきたんで帰らなくてはな。
何があっても無くてもマジメに自分の信じる道を生きろ。
きっといつか良い日は来る。それまでは挫けずに頑張るんだぞ。"
"あチョットチョット待って。ねぇそこが一番肝心なトコだよ頼むから教えてくれよお~"
��ュ~ドロドロドロン


�� * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



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ここ数日の間に有名Jリーガーが移籍することになって、かつて無かっただろう程
ニッポンのマスコミに名前が出ているザルツブルグですが、所詮はヨーロッパの
田舎町です。夜も7時を過ぎれば、ほとんどの店は閉まってしまいます。

コンサートの後、Lさんは最後まで私に付き合ってくれまして
ザルツブルグ駅近辺で唯一開いているこの居酒屋で軽く飲みました。
最後だから「軽く」なんて言わずに「重く」飲みたい気持ちアリアリでしたが、
私は午前2時発のハンガリー・ブタペスト行きの電車に乗って、午前6時に
ウィーンで降りなければならないのです。

ここでいつものように寝過ごしでもしたら、私は翌週会社へ行けないどころか
どうやって日本に帰っていいのかわからない(笑)

実はこの店へ入る前にLさんと少しケンカをしたのですが(笑)、それでも楽しく飲むことが出来ました。
おーしまた来週飲みに行くかあ~てな盛り上がりではありましたが、Lさんとは
多分二度とお会いすることは無いんでしょう。

なんと言っても私の家からLさんちまでは、UFOでも無い限りドアトゥドアで
どうやったって24時間以上かかるのです。
��さんとはザルツブルグ駅前のタクシー乗り場でお別れをしました。

最後はどちらからともなく自然にhug。
だってここはヨーロッパだもん。
親愛の情は身体で示さなくっちゃ。ハハハ!
正月休みはモーリシャスへ遊びに行くかも、なんて言ってたけど、どしたかな・・・



�� * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



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ブタペスト行きの国際列車2等車内です。

女の人も椅子を倒して、みんなそのまま寝ています。
話の脈略に全然関係無いけど、この写真は気に入っているので載せました。
問い面に座っている同じアジア人が寝てるうちに写真を撮って、
まさかネットにバカ面写真をUPされてるとは誰も思わんよなあ~(笑)
ま 深夜だもん眠いよね。スイマセン



�� * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


ウィーン西駅へ定刻通り6時前に着いた私は、そのまま空港行きのバスに
乗っても良かったのですが、このままオーストリアを去るには余りにも惜しく、
空港行きの電車が出ているミッテ駅まで歩いていくことにしました。

歩くといっても地図を見ても4キロ以上あり、その地図も心許ないガイド本の
簡単な地図しか持っていないのです。
案の定、途中で道を大幅に間違えてかなりアセりましたが、
それでも私は二度と来ることは無いだろうヨーロッパの光景をたっぷりと
目に焼き付けておきたかったのです。



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ヨーロッパの冬の朝は遅いです。
��時を過ぎても薄ぼんやりって感じ。これで7時ぐらいだったかな?
歩きながら、今回の旅は本当に来て良かったなあと一週間を思い出していると、
涙がポロポロ出てきて止まらない。

「うんうん良かった良かった」と心で反芻しながら、他に誰も歩いてないのを
いいことに、しゃくり上げるほど思い切り泣いてしまう。

あの涙はなんだったんだろう。
嬉し涙だったのかな?
それとも翌日からまた現実に戻されてしまうことへの涙だったのか。
私思うに喜びでもあり、もうこれからは感じることが無いかもしれない自分の
「純粋さ」との別離を悲しむ涙だったんじゃないのかな。
そう、それだけ今回私は心の底から旅を楽しんだのですよ。



�� * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



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自分用に買ってきたオミヤゲです。結構いいセンスしてるでしょう?(笑)
ずっと大切にしておかなくなくちゃね。

えと、では締めます。
私の人生は多分もう折り返し地点を過ぎていて、
これからまた海外旅行をすることがあるのかわかりません。
旅行から帰ってきて一ヶ月も経ってしまうと、せっかく身につけた「だんけ」や
「ぐーてんもぅげん」や「ぐらっつぇ」や「ぼんじょるのぅ」も、二度とクチにすることも無く、
コレを書いてても本当にそんなこと言ってたんだっけ?なんて思ったりもしています。


それでも私が生きているこの世界には
体験してない事柄や、聞いたことの無い音楽や、出かけたことの無い土地で、
心から感動出来ることがまだまだ沢山ある。



いくつになっても、きっとこれからもずっと。

2006/12/21

旅の話はまだまだ続く:イタリア⇒ドイツ

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鉄道マニアが旅する機会があればきっと涙を流して喜ぶだろうほど
ヨーロッパには国をまたぐ多くの国際列車が走っています。

ミラノからザルツブルグへ戻るには行きと同様に直行列車は走っておらず、
事前に・現地でも調べた限りでは、夜行で帰ってくるにしても2~3回は
乗り換えなければなりません。
いくらなんでもシンドイよなとネットカフェで他の路線を調べてみると
ミラノ⇒ミュンヘン行きの直行夜行列車が走っている。
そしてミュンヘンからザルツブルグまでは1時間半の距離なのです。

いや~ドイツかあ。
ガイド本もねえし、なんだかよくわからないけど、
せっかくの機会だからホンの少し立ち寄るつもりで行ってみるかあと
急遽ヨーロッパ3ヶ国目の訪問を決めました。



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頭の中で決めることだけは簡単ですが、私には切符を窓口で買う大仕事を
こなさなければ電車に乗ることは出来ません。
んまぁ~ミラノは大きい街なだけあって結構皆さん無愛想ですからね。
旅に出る一週間前であれば、ここは一つ便所の前で一服二服三服ぐらいして
気合を入れ直して並んだところですが、タバコも無いので落ち着かぬ気持ちのまま
行き先を書いたメモを片手に国際列車切符売り場に並んだのでした。

「あ~・・・え~・・・ぼんじょるのう・・・」



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もしこのメモ書きの小学生英語を見てわからなかったらどうやって帰ってこようと
ドキドキすること5秒弱。
「Singleでいいのかしら?」(多分そんなようなことを英語で言っている)と
無愛想っぽいネエちゃんから返ってきたので「いえーす!しんぐるおーけー」。
ようやく片道200ユーロの個室寝台券を入手出来ました。



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寝台車の中はワリと広く部屋も暗く出来るしで、まぁまぁじゃ無いですかね。
最後まで気がつかなかったけど中には共同のシャワールームまであります。
ただですネ。
オーストリアからイタリアへ入る時は構えてたけど何も無かったのに、
乗車時にパスポートを車掌さんに渡すんですが、(多分)ドイツに入るとき
国境警察のようなのがゾロゾロ入ってきて、こっちはぐーすか寝てんのに
起こされてパスポートの顔写真と見比べるんですよ。
で、右の朝食もどきを配ってくれるときに返してくれるんです。
ありゃあちょっと無いよナァ~



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こちらがミュンヘンの駅前です。
繁華街は離れてるのかもですが、35年前にオリンピックをやったとは思えない
至って地味目な街です。
もー背中のバックパックが、肩に食い込むように痛くなってきましてですね。
街中は2時間も歩かなかったんじゃないでしょうか。

まあそんなわずかな時間でも社会問題になっているトルコ系の人達が
多そうなのはよくわかりました。
駅の中や回りにケバブ屋さんが沢山あります。



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んで、今回の旅で唯一目にしたポルノショップです。
��~4ユーロ払えばエロビデオを見られるコーナーがあるようで、
モノは試しに「どーすっか・・・」とかなり気持ちは揺れるも(笑)
結局入りませんでした。

駅前のメインストリートに面してまして、ちょっとココに写真を載せるには
いささか気の引ける「ホニャララのオモチャ」が通りに面したガラス張りの
ショーケースに堂々と陳列されてて、それを見たオジサンはぶっ飛びました。
歌舞伎町のようなアヤシゲな通りじゃなく、子供も家族もみんな通る街の
メインストリートですよ?こっちにPTAとか無いのかね???

こーいうのこそ正に国民性の違いってヤツなんだろうなあ・・・






さてさて、
早くも旅行から一ヶ月も経ってしまったことだし
次回の記事で今回の海外旅行の話しは終わりにしようと思います。
ダラダラと長ったらしく書いてきたから、最後はキレイに締めなくてはね。

2006/12/18

イタリアでオジサンは考える(その2)

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今回私はミラノに約24時間しか滞在しておりません。
旅全体を通してもそんなに金はかかっておりませんが、随分と贅沢な旅行をしたもんです。

昨日も書きましたように到着するまではミラノにあまり良い印象を
持っておりませんでしたが、来てみれば立派な街じゃございませんか。
大都会・・・とまでは言いませんが、日本の県庁所在地の街ぐらいを
イメージしていただければ近いんじゃないですかね。



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私もそっち方面はウトいので全然気がつかなかったんですけど、ミラノと
言えばファッションの最前線なんですよね。ミラノコレクション。
けど、ここらへんは全く興味が無いんでスルー。
そうそう、ハクをつけるためなんだろうけど、繁華街にニッポンの
無印良品の店がありましたよ。果たして現地の人は買うんだろうか?



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街の中心にあるドォーモ。
やはり近くで見ると、ははぁっ~と平伏したくなるような迫力があります。
鍵子Sさんの話だとずっと改装中とのことで、今までシートをかぶってない姿
を一度も見たことが無いそうです。



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ただですねえ。
イタリアにやる気が感じられないのは、このドォーモの回りに他にも
いかにも歴史がありそうな建屋が立ち並んでいるのに、
この写真のようにとにかく落書きがひどいのです。
ここらへん金かけて街をキレイにすれば、金を落としてくれる観光客はもっと
来るんでしょうけど、街の財政はそれどころじゃないのかもしれん。
もしくは全然気にならない国民性なのか・・・?



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お昼はSさんに地元で流行っているらしいトラットリアへ連れてってもらいました。
日頃5分で昼食を食べ終える私には初体験のスローフード。
メニューを見ても何が何だかわからないので(日本でも同じかも 笑)
赤子になったつもりで全てSさんにお任せです。
��時間半ぐらいかけて食べ終えたんじゃなかったですかね。

私の記憶が正しければ、アバウトお勘定のドサクサに紛れて、
もしかして私オゴってもらったんじゃ・・・(金を払った記憶が無い)
その上、街中をぐるぐる引っ張り回して最後にお土産までもらってしまって
いやあ~ホントすすすすいませえええん!!



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しかしどーしてもイタリアのコーヒー文化だけはいただけません。
このちっこいカップで濃いヤツをぐいっと飲んでオシマイ。
バールと呼ばれているカフェ(喫茶店とも違うっぽい)はそこらじゅう
至るところにあるんですが、ウィーンにもミュンヘンにもあったスタバは、
イタリアだけには無いんだそうです。

流行を気にせず己の信じる道を行く。
人間としたらぜひ見習うべき姿勢ではありますが、
やはりコーヒーは大きなマグカップで飲んでこそと思うんだがな。。。




さてさて、
イタリアでオジサンが考えたことです。

ミラノの街で何にビックリしたかってですね。
今や日本じゃあまり見かけなくなった乞食が街中に大勢いるのですよ。
少なくとも「地球の歩き方」には、そのことは何一つ書いてありません。

私が子供の頃は新宿とか上野で乞食をよく見かけたりしたもんですが、
今はいないですよね。いるのはホームレスです。
汚ならしいだけで物乞いはしていない。
子供心にも「かわいそうな人達」に見えて、「おかあさんお金あげようよぉ」
なんて言ってたこともあったりしたもんです。

ミラノの街の乞食は昔の漫画みたいに手前に缶カラが置いてあるんですよ。
��さんの話だとカトリックの国だからか、施しをしてあげる人もいるようで、
だからそんな商売(?)も成り立つんでしょう。
なんかねぇ見てて映画の「ベン・ハー」を思い出してしまいましたよ。

上の写真のドォーモの回りにも、それこそイタリアの巨匠フェリーニの映画に
出てくるような一日中同じ大道芸をやっている(だろう)人達も見かけました。
なんかですね・・・こう書くのもアレですが、見た目がみずぼらしいんですよ。
んで、彼らが俗にジプシーと呼ばれている人達らしいのです。
はっはぁ~、なるほどぉ。。。。



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ザルツブルグの公衆トイレに入ると、男便所なのにやや影になった場所へ
オバサンが座っておりましてね。
仕組みがわからんので内心ドキドキしながらも黙って通り過ごそうとすると、
何やら話しかけてくるんで、どうやらチップを要求してるっぽい。
��ヶ所で(たしか)1ユーロずつあげたけど、こういうのは慣れないと
あんま気持ちのいいもんじゃないですわね。

きっとこのオバサン達は朝から夕方までずっとトイレに座ってるんでしょう。
顔を覗けばこちらの多くの人たちとは少し違った濃い顔立ちをしています。
鍵子Aさんの話だと、最下層の仕事に就くのは東欧から来てる人達が多い
らしいんですよね。
そうか、そうか。。。。


もちろん我々の国だって色々ありますよ。
��年前の夜の川崎駅のコンコースなんて両側ずらーっとホームレスが占拠してて、
初めて見る人はきっとビビったと思うけど(私はこれからこんな汚らしい街に
勤めるのかとかなりビビりました)、もし他の国から来た何も知らん人が見たら
一体ここはどんな国なんだろうと思われたでしょうよ。


けど、ヨーロッパの場合は事情が違いますよね。
違う人種の人たちが地続きの同じ大陸に住んでいる。
話す言葉だって電車に数時間乗るだけで、全然違う言葉になってしまう。
ローマ帝国だのオスマン帝国だのプロシア帝国だの(なんか全然時代違う?)、
二回の大きな戦争があって、そこらへんの歴史をひっくるめて今がある。


不勉強な私にはよくわからんし、うまく書くことが出来ないけど、
ここらへんって100年やそこらで変われるもんじゃないんじゃないだろうか。

私思うにサ
名所旧跡と同じで、これもきっとヨーロッパの歴史なんだろうね。

2006/12/17

イタリアでオジサンは考える(その1)

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え~長々と書いております旅の話も後半となりました。

イタリア・ミラノへ入る前に「地球の歩き方」は熟読して気になっていたのは、
イタリアは治安があまりよろしく無い国だということ。
ミラノは比較的そうでも無いらしいけど、それでもスリには気をつけるよう書いてある。

事前に鍵子Sさんから頂いたメールにも
「ミラノ中央駅の回りを歩くときは恐い顔をしてください」
とあったので、到着する前から『ミラノ=魔界都市』ぐらいの先入観が
出来上がっていたのです。

ミラノへ向かう電車もイタリア国内に入ってからはオーストリアに比べると
客層がうーんなんて言うんでしょうか。不良系?(笑)と、オーストリアでは
見かけなかったアフリカ系が目立ってきまして、何の言葉もわからないオジサンの
緊張度はかなりヒートアップしていました。



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ようやく到着したミラノ中央駅。
久しぶりの人ごみ、それも魔界都市の中となると気持ちはなんとなく不安になります。
顔つきがみんな濃いんですよねえ。
このあと地下鉄に6駅ぐらい乗ってホテルのある駅まで移動したのですが、
切符を買うときに目がウツロ系のオヤジ×2が何やらボソボソ言いながら
囲むように近寄ってきて、さすがにこのときは恐いと思いましたよ。



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この晩のホテルは日本を発つ前にパソコンの前で1時間汗をかきつつネットで
予約をしたトコだったのですが、ようやくたどり着いたというのに
「せっかく来ていただいたのですが部屋がぶっ壊れてますんで、同じ値段の
ホテルを紹介いたしますよOK?」(多分こんなことを言ってました)
といきなり想像もしなかった展開です。

一体どういうことなんでしょう私の予約はどうなっちゃうんでしょう?と
訪ねたい気持ちは充分あるも、私の英語力は「OK」とオウム返しするのが
精一杯だったのでした(笑)。
まァ振り替えられたホテルも高いだけあってそれなりにキレイだったんですけどね。



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けれどもトイレが当たり前だけど外人仕様になってまして、
便座に座ると見事に両足とも浮いてしまう(笑)
何気ないこんなこともぐたーっと疲れてしまう要因の一つ。

長旅の疲れと異国での一人ぼっちのキンチョウが続いて、せっかくイタメシ本場の
イタリアにいるというのに、結局この晩は何も食べずに寝てしまったのでした。

冬の朝ごはん。

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・一匹398えん也のサバ干物
・今週の常備菜:めんつゆキンピラゴボウ
・ニラ&トーフ味噌汁
・炊きたて麦ごはん
・スタバ1200えんスマトラ


しばらくネットは使えないだろうと、昨日はわざわざネットカフェまで行った
のに、帰ってみればいきなり繋がっていやいや参りました。
そんなにすぐ対応出来るんだったら最初っからそう言ってくれりゃあいいのに、
でもまあそうは言っても中には一週間近くかかってしまう人もいんだろうから
しょーがないっちゃあしょうがないですね。


タバコをやめてメシの量が増えてきたのをつくづく感じます。
間食も増えました。
帰りがけにコンビニで今まで買うことのなかったアンコの饅頭とかを買ってしまっております。

タバコをやめるとメシがうまくなる、なんてことは全然無くて、
ただ単にクチが寂しくなり、常に何かを食べていたくなってしまうものなのです。
そんな食生活を続けていると、当然のことながらハラの肥大化が比例してまいります。


まずいよマズイヨ・・・