使い終わったエアゾール缶の誤った廃棄方法で死傷者が出る火事が相次いでいるとして、東京消防庁は注意を呼びかけています。
燃え上がる炎。コンロの近くでエアゾール缶の中に残ったガスを処理しようとして引火させた実験です。
東京消防庁によりますと、東京都内ではこのようなエアゾール缶の誤った廃棄方法で、死傷者が出る火事が相次いでいるということです。また、ガスを使いきらずに捨てたため、清掃車が缶を圧縮する際に起きる火事も、最近5年間でおよそ590件、発生しているということです。
エアゾール缶の生産量は減少しているにもかかわらず、火災の発生件数は増加しているということで、東京消防庁は注意を呼びかけています。(01日17:58)