朝日新聞の記者2人を名指しし脅迫するファクスを送った茨城県の内科医を逮捕
朝日新聞の記者2人を名指しし、「阪神支局の事件を忘れたか。即死した記者みたいになりたいか」などと脅迫するファクスを送った茨城県の内科医が逮捕された。
脅迫の疑いで逮捕されたのは、桜川市の上の原病院に勤務する内科医・本間隆行容疑者(56)。
本間容疑者は2010年3月、朝日新聞東京本社社会部に所属する男性記者2人を名指しし、「20年以上前の阪神支局に赤報隊の散弾銃襲撃事件を忘れたか。即死した記者みたいになりたいか」などと脅迫するファクスを朝日新聞水戸総局に送った疑いが持たれている。
本間容疑者は「はっきり覚えていない」と供述しているということだが、警察は、本間容疑者が2009年から少なくとも6回にわたり、ファクスを送っていることから、動機を調べている。
朝日新聞社は「報道に対する看過できない脅迫と受け止めている。捜査の行方を見守りたい」とコメントしている。
(06/03 11:08)