東京湾で海上保安庁の観閲式が行われ、テロ対策などに出動する特殊警備隊の訓練も初めて公開されました。

 観閲式には、隊列を組んだ海上保安庁の大型巡視船やヘリコプターが出動し、前原国土交通大臣が視察するなか、一斉放水や人命救助訓練が披露されました。特殊警備隊は、テロリストやシージャックなど海上の凶悪犯罪に対処する部隊で、訓練の公開は今回が初めてです。海上保安庁は、28日に成立した貨物検査法に基づき、核などを積んだ疑いのある北朝鮮関連の船舶に立ち入り検査を行えますが、内外にその能力をアピールする狙いがあるとみられています。

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