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残土を捨て土に乗り上げた乗用車の同乗者にけがを負わせた疑い/神奈川・厚木

2010年6月3日

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投棄された残土に乗り上げた乗用車=5月20日、清川村宮ケ瀬の県道

投棄された残土に乗り上げた乗用車=5月20日、清川村宮ケ瀬の県道

 清川村の県道に残土を捨て、そこに乗り上げた乗用車の同乗者にけがを負わせたとして、厚木署は3日、往来妨害致傷の疑いで、韓国籍の大和市桜森3丁目、トラック運転手の容疑者(38)を逮捕した。同容疑者は「残土処分の金額を浮かすためにやった」と容疑を認め、「ほかにも9件ぐらい残土を捨てた」と供述しているという。

 逮捕容疑は、5月20日午前1時半ごろ、清川村宮ケ瀬の県道に大型ダンプカーに積んでいた残土約10トンをまき散らし、往来を妨害して、通行してきた横浜市内のアルバイト男性(23)の乗用車を乗り上げさせ、同乗の川崎市内の大学生の女性(23)の胸や首に軽傷を負わせたとしている。

 厚木署によると、同署管内では4月以降、清川村を含めて計5件の残土投棄事件が発生しており、道交法や道路法違反の疑いで関連を調べている。残土の処理にはダンプカー1台で7千~8千円かかるという。現場近くの防犯カメラに写っていたナンバーから、約100台の車両を調べて同容疑者が浮上した。

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