ここから本文エリア

現在位置:asahi.comマイタウン山形> 記事

社民連で先輩、阿部昭吾氏

2010年06月05日

写真

∞「純粋な市民派総理、画期的」

 菅氏が社民連から衆院議員に初当選した1980年当時、同党幹部だった酒田市の阿部昭吾・元衆院議員(81)=写真=は「ついにこの日が来た。政治は一人ひとりの市民が主役にならないといけない。純粋な市民派の総理は初めて。画期的なことだ」と感慨深げに語った。若き日の菅氏については「意見や思いのたけを存分に語り、さわやかに方々とぶつかっていた」。

 菅氏は4日の代表選の演説で、社民連出身であることに触れ、「小さな政党であっただけに、自分自身でやらなければ何も進まない。おかげで質問主意書とか、いろいろ身につけられた」と語った。

 党は94年に解散。菅氏は新党さきがけ、阿部氏は日本新党へと別れた。阿部氏は「別れた後も、自民党に対抗できる勢力としてずっとやってきた。古いイデオロギーではなく、幅と広がりのある、市民感覚を反映する政治に期待したい」と話した。

PR情報
朝日新聞購読のご案内

ここから広告です

広告終わり

マイタウン地域情報

ここから広告です

広告終わり