中国・北京(Beijing)で、パソコンの画面を見つめる男性(2009年6月15日、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【6月1日 AFP】ドイツで開催されたスーパーコンピューター大会で5月28日、スーパーコンピューターの最新世界ランキング「Top500」が発表され、1位の米国に次いで中国製コンピューターが2位に入った。
世界第2位となったコンピューターは、中国・広東(Guangdong)省深セン(Shenzhen)にある国立スーパーコンピューティングセンター(National Supercomputing Centre)に納入された曙光(Dawning)製のスーパーコンピューター「Nebulae」で、演算速度は1.271ペタフロップス。ぺタフロップスはコンピューターの演算速度を表す単位で、1ペタフロップスは毎秒1000兆回演算することを意味する。
世界ランキングのトップは、米テネシー(Tennessee)州の政府機関にあるクレイ(Cray)製スパコン「Jaguar」。ランキングの上位は依然として米国が多いが、天津(Tianjin)のスパコン「Tianhe-1」が7位に入るなど、24の中国製スパコンがランクインしており中国の躍進が著しい。
スーパーコンピューターの「トップ500」ランキングは年2回発表される。ベンチマークテストの結果を提出したものだけが対象になるため、全てのスーパーコンピューターを網羅しているわけではない。(c)AFP
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