[雑記] 咲-Saki-8話予告の蛍について - 「哭きの竜」の蛍返しほか

咲-Saki-8話予告の蛍について - 「哭きの竜」の蛍返し

　テレビ東京・あにてれ咲-Saki-予告

「蛍って綺麗だね」「本当に綺麗ですね」
「ん、二人はできるんか？」「えっ」「何をですか？」
「端から牌の腹をなぞるように、こうパタパターっと綺麗に倒牌する…」
「それは蛍ちがいです」
------------------------------- 咲-Saki- 8話予告

「哭きの竜」にて竜のライバルとして7巻から登場する代打ち・雨宮賢。
彼の倒牌が「蛍返し」です。

倒牌する直前に手が光り、牌の上を発光中の掌が通過すると一斉にパタンと倒れる人間離れした技。

技と言うよりは超常現象で、
牌を倒すだけのどうでもいい動作に人智を超えたやたらすごい神通力を使うのには度肝を抜かれました。
「名づけて蛍返し」は雨宮の名言のひとつであり、語り草になっています。

さて、雨宮の蛍返しは通常では物理的に色々と無理っぽいですが、現実に可能な蛍返しがあります。
これがまこの言う蛍返しになり、牌の表面を順になぞるように押しながら片手倒牌する高等テクニックで哲也の房州が親指でやっていました。

またOVA版「哭きの竜」では竜が中指でこれをやっています。

そしてこの技を蛍返しと呼ぶようになったのは最近の話と聞き、その裏には雨宮のマネ「名づけて蛍返し」と言っては片手倒牌をする雀荘の客が増えた事で広まったのではないでしょうか。
偶然に一致するとは考えられません。

咲-Saki-8話予告は直接か間接かは分かりかねますが「哭きの竜」のパロディと自分は捉えています。

　咲-Saki-

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「哭きの竜」は現在、近代麻雀本誌にて続編にあたる「哭きの竜・外伝」が連載されております。
そしてガイナックスをはじめ豪華スタッフで作られたOVA版哭きの竜もいくつかの動画サイトで配信中です。
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