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ハム“登録ミス疑惑”カバーも悪夢

 「巨人7-6日本ハム」(4日、東京ド)

 あっけない幕切れだった。「最後が2ランだったのが痛かった」。1点リードで逃げ切り態勢に入りながら九回1死から武田久が痛恨被弾。日本ハム・梨田監督は悔しさを押し殺した。

 奇襲ならぬ不可解起用で始まった試合だった。2軍から合流した糸数の先発が有力視されていたが、中継ぎの金森がプロ初先発。前日2選手を抹消しながら、この日は糸数のみならず、一緒に合流した加藤ら中継ぎの登録も一切なし。ベンチ入りメンバーに空きを残し、ブルペンは通常より実質2減の事態だった。

 登録ミス疑惑がささやかれたが、梨田監督は「それはない」。金森の起用を「どこかでチャンスがあればと思っていた」と説明したが歯切れは悪かった。金森は強力打線を相手に4回をソロ3発に抑え、打線も藤井をKO。ミス?をフォローしたかに見えたが、最後につまずいた。

(2010年6月4日)





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