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【コラム 撃戦記】

もっと盛り上がって欲しい『ボクシングの日』

2010年6月2日

 日本プロボクシング協会(JPBA)と日本ボクシングコミッション(JBC)は5月19日を「ボクシングの日」に制定し、歴代の世界王者を集めた「世界チャンピオン会」を発足させた。初代会長にガッツ石松氏が就任。プロ野球の“名球会”のような組織にしたいようだ。

 5月19日は、1952(昭和27)年、後楽園球場で故・白井義男氏が日本人初の世界王者になった日。当時、特設リングは4万人の大観衆で埋まり、戦後復興を目指す国民に大きな勇気を与えた。あれから58年。日本はこれまで男女合わせて67人の世界王者を輩出し、米国、英国、メキシコに次ぐ世界王者輩出国になった。JPBAの大橋秀行会長は「レール敷いてくれたのは白井先輩、そのレールの上を走って来られたのはファンの声援のおかげ」と感謝、毎年の恒例行事にすることを約束した。

 初の記念日イベントとしては成功だったと思う。キッズボクシングやトークショー、チャリティーオークションなど盛りだくさんの内容で、訪れたファンを楽しませた。特にチャンピオン会の現役を含む歴代王者(38人出席)の紹介は、重厚さがあった。テレビのバラエティー番組や役者で活躍するチャンピオンも多い。役者ぞろいで楽しい催しになった。

 だが、継続には課題も垣間見えた。事前の告知が足りず、空席も目立った。今年の記念日が平日だったこともある。来年からは、もっとPRを積極的に行い、集客が見込める土日に開催することも考えてはどうだろう。 (格闘技評論家)

 

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