私のように中学生英語が中心の会話だと、実は「NG」な単語も平気で使っていたりするものです。
英会話で「思わぬ恥」をかいてしまう前に、
そういう表現を押さえておけると便利ですよね。
そこで今日は……
「知らないで使うと、きっと恥をかく英単語」をご紹介したいと思います。
知らないで使うと、きっと恥をかく7つの"NG単語"
1. So-so(まあまあです)
ビジネス場面でも、まずは相手に How are you? や How is business? と「ご機嫌いかが?」程度の会話から始まります。何度か会って気のおけない関係になったときに「ぼちぼちです」感覚で so-so を使う方が多いですが、ネイティブにそのような返答をする方は皆無です。まずは前向きに、 Great! などと返答するのがいいでしょう。
A:How are you today?
B:Great! How are you?
とても元気です。お元気ですか?
2. Introduce(紹介する)
ビジネスの場面では「紹介」を使うシーンも多くあります。そこで「○○さんから紹介されてやってきました」と言うときに、introduced me to you はちょっとイメージの違うものになります。Introduceには「その場に第三者がいて挨拶をしているイメージ」になるので、ここは refer を使ってみましょう。
Mr Smith referred me to you.
スミスさんの紹介でご連絡しています。
3. Pardon?(はい?)
相手の言ったことが聞き取れないことはよくあること。もちろん Pardon でも良いのですが、話の流れを壊したくないときに「聞き取れなかった」と言わずに、同じ文脈を話てもらうには You mean...?を使うとスマートです。「というと?」という感じで、例えや言い方を変えて説明してくれるはずです。
You mean...?
とおっしゃいますと……?
4. What's your problem?(なんか文句あんのか?)
ビジネスの場面でも「問題点」を聞き出すことはよくあること。しかしそこで What's your problem? では周囲の人まで気まずいくらいに驚いてしまいます。「何が問題ですか?」という意味ではなく、「なんか文句あんの?」と言った意味合いになるからです。ここは Problem ではなく issue(課題) がいいでしょう。
What is the issue?
何が問題でしょうか?
5. Nice.(たいしたことないですね)
nice は言い方によっては「たいしたことないと思っている」と相手に誤解されるニュアンスを含んでいます。本当に良い!と思うのであれば、 Great!Fantastic!Excellent!など、大げさなくらいの表現を使ってみましょう。
That is outstanding!
すばらしいですね!
6. Interesting.(面白い、本当は面白くないけど)
この単語を相手に言われても、相手は実は面白いとは全然思っていません。 むしろ、ちょっと変でばかげているけど露骨には表現できない、そんなときに使われます。本当に面白い!と思ってこの単語を使うときは、顔の表情やジェスチャーを大げさに前向きな感じで表現しましょう。
Wow!That is so interesting.
ワオ!それはすごく面白い。
7. Sending gifts(贈り物)
最後は英単語ではなく、態度(行為)です。贈り物は、お中元やお歳暮など日本では大切な慣習のひとつですが、外資系企業や海外企業で同じことをすると「賄賂」と受け取られることがあります。海外で働く場合、上司に贈り物をしていい組織でない限り、おみやげなどもあまり渡さない方がいいでしょう。
まとめ
私でいえば、7つのうち7番目の「Sending gifts」を除く、すべてのNG単語を多用していたので、今まさに冷や汗ものです(汗)
もし仮にNG単語を使っていたとしても、相手が不愉快に感じるかどうかは「態度」も関係してくるかもしれません。
NG単語は使わず、表情は豊かに、ですね。
今回の英単語は、『カリスマ同時通訳が教える ビジネスパーソンの英単語帳』関谷英里子・著からの抜粋です。本書では全13のNG単語&態度が収録されているので、気に入った方はぜひ。
カリスマ同時通訳が教える ビジネスパーソンの英単語帳 | |
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