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【芸能・社会】

ゴマキ涙の仕事復帰 渋谷でミニラライブ開催

2010年6月4日 紙面から

約半年ぶりに仕事復帰した後藤真希。元気いっぱいに熱唱アピールした=東京・渋谷で(五十嵐文人撮影)

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 今年1月の母時子さん(享年55)の死から休業していた歌手後藤真希(24)が3日、東京・渋谷DUOでミニライブを開き、約半年ぶりに仕事復帰した。

 7月に発売するミニアルバム「ONE」のプロモーション・イベントと企画したステージ。招待ファン200人の前に登場した後藤は、赤いシャツとショートパンツルックで登場。アルバム収録曲の「EYES」など3曲を熱唱した。激励の声援に「温かい声援をもらってようやく、この場に立つことができました。ありがとう!」と元気いっぱいに感謝の思いと復帰への意欲を伝えた。

 時子さんは1月23日深夜、江戸川区の自宅3階から転落し亡くなった。この事故を境に、3女の後藤は悲しみとショックから休業していた。

 母の死から約半年。時子さんはライブが大好きだった。「きょうは天国の母も楽しみにしてくれていると思う」。後藤は会場の客席に時子さんの席も用意した。明るく再出発への意気込みを披露した後藤だが、ライブの「宝石」の歌唱途中で母を思い出してか、目に涙があふれて歌えなくなった。ファンの激励に後藤は「すみません、へんなものが出てきちゃって」と照れ笑いした。

 ライブ後はファン全員と握手も交わした。会見した後藤は「1月以降、今後の仕事のことで悩み迷いましたが、みなさんの温かい励ましで気持ちが前向きになれました。今日はその気持ちを自分の声で直接報告したかった。応援してくれた皆さんのために歌い続けていきます」と誓っていた。

 

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