最大ツアー「嵐」国立競技場で史上初４日公演

　男性５人組「嵐」が、国立競技場（東京都新宿区）で史上初の４ｄａｙｓ公演を行う。日程は８月２１、２２日、９月３、４日。これを皮切りに、来年１月まで全国５大ドームを回るツアーも開催。計１６公演で８６万人を動員する予定。

　ツアータイトルは「ＡＲＡＳＨＩ　１０―１１　Ｔｏｕｒ　“Ｓｃｅｎｅ”〜君と僕の見ている風景〜」。アジアツアーなどを成功させてきた嵐としても結成１１年で過去最大規模のツアーとなる。

　７万人が収容可能な日本最大級の国立競技場は、コンサートに年間１組だけ使用を許可している。これまで単独公演を行った国内アーティストはＳＭＡＰ（０５、０６年）とＤＲＥＡＭＳ　ＣＯＭＥ　ＴＲＵＥ（０７年）を含め３組。嵐は０８年に２日連続、昨年は３日連続で公演しており。３年連続開催も興行史上初となる。

　ツアー開始前の７月７日には新曲「Ｔｏ　ｂｅ　ｆｒｅｅ」が発売。８月４日には約２年４カ月ぶりのオリジナルアルバム「僕の見ている風景」をリリースする。

　松本潤（２６）は「アルバムコンセプトは“変化なき変化”。シングル曲を含む“これまでの嵐”に加え、“新しさに挑む僕ら”も表現したい」と説明。「（ツアーは）たくさんの方々に会えるチャンスなので、メンバー５人で楽しんでやりたい。今年は“挑戦する嵐”にご期待ください」と張り切っている。

[ 2010年06月05日 ]