【福岡】市3セク解散で税金2億5000万円水泡へ

06/03 19:25 更新

市民の税金2億5000万円が水の泡になる見込みです。福岡市などが出資する第3セクターのディベロッパー「都市未来ふくおか」が、解散する方針であることがわかりました。「都市未来ふくおか」によりますと、11日に開く株主総会で解散を決議します。理由について、福岡市中央区の再開発事業で、3月までに主な土地の売却が完了し役割を終えたとしています。「都市未来ふくおか」は、2002年に経営破たんした「博多リバレイン」のブランド専門店街運営会社「SBC」の借入金およそ63億円を債務保証し、経営が圧迫されていました。債務超過は3月末時点で、およそ80億円にふくらんでいました。8月をめどに、裁判所に特別清算を申請する方針です。解散となれば、福岡市が出資した2億5000万円は戻らないことになります。