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在任262日目、6番目の短命…鳩山内閣が総辞職

 鳩山内閣は4日午前の閣議で総辞職した。鳩山由紀夫首相は「このたび道半ばにして退くことにした。誠に残念で、国民との約束を全うできず大変申し訳ない」との談話を発表した。退陣に際して首相は記者会見を拒み、説明責任を十分に果たさないままの辞任となった。在任262日目の総辞職だが、菅新内閣の発足がずれ込み、在任期間は数日増える。現憲法下では6番目の短命内閣となる見通し。

 首相は閣議で「政治とカネ」の問題や沖縄の基地負担軽減に引き続き取り組むよう要請。「今後の10年、20年先の日本の姿を見据え、高い理想を持ってほしい」と訴えた。

 平野博文官房長官は閣議後の記者会見で「国民から大きな期待をもらっていたのに、総辞職となりあらためて責任を痛感している。次期内閣には政治主導定着に向け頑張ってほしい」と述べた。

 民主党は昨年の衆院選で政権交代を果たし、9月16日に鳩山内閣が発足。しかし首相と小沢一郎民主党幹事長の政治とカネの問題に加え、米軍普天間飛行場移設問題の迷走などで内閣支持率が低迷し、参院選を控えて総辞職に追い込まれた。

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