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高島屋、宮崎物産展「ステーキ弁当」で食中毒

 高島屋は4日、東京店(東京都中央区)で開催した宮崎県産食品の物産展で、5月31日に販売した宮崎牛のステーキ弁当を食べた11人が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えた、と発表した。全員が快方に向かっているという。

 高島屋によると、5月31日に製造し、販売されなかったステーキ弁当の肉などから黄色ブドウ球菌が検出された。中央区保健所(東京)が高島屋に対し、弁当を作っていた東京店の食品売り場の一部約28平方メートルについて、6月4日から10日まで1週間の営業停止を命じた。

 高島屋東京店の谷口一人店長は都内で記者会見し、「(口蹄疫被害が出ている)宮崎県を応援するお客さまを裏切る結果になった。管理が不十分で申し訳ない」と陳謝した。

 ステーキ弁当は、物産展に参加した宮崎市の宿泊施設「ホテル浜荘」の調理人が作った。高島屋は、「5月31日は調理人が手の甲にやけどを負い、ステーキを切ってご飯の上に置く際、手袋をつけずに作業をした」としており、傷口から菌が弁当に入った可能性が高いとみている。

 問い合わせはフリーダイヤル(0120)886873。 (共同)

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