06/03 12:10 更新
福岡県警の警部補が改造モデルガンを持っていたとして逮捕された事件で、自宅にあった別のモデルガン11丁にも殺傷能力があったことがわかり、警視庁は3日、この警部補を追送検しました。銃刀法違反の疑いで追送検されたのは福岡県警警部補の岡田好典被告(46)です。岡田被告は今年4月、自宅に殺傷能力のある改造モデルガン1丁を持っていたとして逮捕、起訴されています。警視庁によりますと、岡田被告の自宅からはほかにも多数のモデルガンが見つかっていて、鑑定の結果、このうち11丁にも殺傷能力があったことがわかりました。岡田被告は警視庁の調べに対し、「改造されたモデルガンを買い集めていたほか、自分でも改造していた」などと供述しているということです。これらのモデルガンから弾が発射された形跡はなく、警視庁は、岡田被告が観賞用に趣味で持っていたとみています。