えびの市の清浄化は本当に良かった。３７日振りに制限区域が解除になった。一先ずホッと一息である。これまでご尽力・ご協力頂いた農家さん・関係市町村・関係団体・地域住民の方々には心から感謝を申し上げたい。
しかし、これで気を緩めることなく、関係各位のご協力のもと、引き続き児湯地区を中心とした防疫対策に全力を傾注し、一日も早い県内全域の終息に向け、努めていかなければならない。
また、菅首相におかれましては、ご就任を心からお祝い申し上げたいと思います。
内憂外患、国家の重要課題は山積しており、それらの課題解決に向け積極果敢に全力で取り組んで頂きたいと思います。特に、本県における口蹄疫について、鳩山前総理が辞任直前にわざわざ来県され、「政府として万全を期す」と地元に固い約束をして頂きました。これは政府としては大変重いもので、それを直ちに引き継ぎ、あらゆる万全の対策を講じて頂きたいと思っております。
そして、国の対策本部長として、是非、来県頂き、国民目線の実践として、当事者の農家さん達や殺処分・埋却現場やその跡地を直接ご覧頂き、現場の窮状を感じ取って頂くことを切に願うものです。
現在の疑似患畜・患畜・ワクチン接種分の殺処分対象は、牛豚等合計２７２，１９１頭。内、牛６６，４５１頭、豚２０５，７２３頭、山羊・羊１７頭。
昨日までの殺処分完了は合計１３５，０２８頭。内、牛１３，９６９頭、豚１２１，０４３頭、山羊・羊１６頭。
昨日一日の殺処分は牛７６６頭、豚７，２３４頭等、合計８，００１頭。
殺処分・埋却作業は本当に大変である。現場の方々の頑張りに心から感謝と敬意を表したい。