初夏の訪れを告げる「とうかさん」が4日、広島市中区の円隆寺で始まった。併せて「ゆかたできん祭」も中央通りなどで開幕。6日まで、色とりどりの浴衣を着た市民たちでにぎわう。
円隆寺の境内は、ちょうちん約500個が飾り付けられた。午前10時からは檀家(だんか)約50人が境内を掃除した。
ゆかたできん祭は、地元商店街などでつくる実行委が企画する。中央通りは4、5両日の午後7〜10時、歩行者天国となり、愛好者や市民がソーラン節などを踊って、祭りを盛り上げる。
【写真説明】円隆寺境内にちょうちんを掲げ、とうかさんの準備を進める檀家=4日午前10時20分、広島市中区(撮影・奥村菜穂)
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