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契約になかった!大丈夫かペタジーニ5泊6日の“オルガ断ち”

広島遠征のため博多駅に着いたペタジーニ。妻・オルガさんは帯同せず、表情はくもりがち!?
広島遠征のため博多駅に着いたペタジーニ。妻・オルガさんは帯同せず、表情はくもりがち!?
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 ソフトバンクのロベルト・ペタジーニ内野手(39)が今季は遠征にオルガ夫人(63)を帯同しないことが3日、分かった。この日、初遠征となる広島へ単身で出発。巨人時代は夫人の遠征帯同が契約の条件に含まれていたが、今回の契約には入っていないことが判明した。最愛の夫人が不在でも、ペタジーニはベストを尽くすと宣言。6年前とは違った一面を見せる構えだ。

 午後5時過ぎだ。広島遠征のため、博多駅の新幹線口でタクシーを降りたペタジーニは1人だった。オルガ夫人とは自宅で別れ、5泊6日の遠征に旅立って行った。ソフトバンクと4月に契約した際、夫人の遠征帯同などの特別待遇は一切認められなかったからだ。

 「契約には一切の特別待遇はありません。遠征の帯同もそう。自費で呼ぶことはあるかもしれないが、(ペタジーニが)チームと別の宿舎に泊まることもない。ペタジーニもそれをのんだから、われわれも契約したんです」と小林編成・育成部長は明かした。

 02年まで4年間、所属していたヤクルトでは夫人の遠征帯同は当たり前だった。03年からの巨人時代も、宮崎キャンプはチームとは別のリゾートホテルへの宿泊が認められ、朝の散歩免除のほか、食事面の自由も与えられた。だが、6年ぶりの日本球界復帰は年俸4000万円(推定)の1年契約で、1軍で必ず起用するといった“メジャー契約”ではない。

 オルガ夫人の遠征帯同条件も涙をのんだ。「妻が私を支え、私がチームを支えたいね」と公言する助っ人にとって夫人はプレーにも大きな影響を与える存在である。朝夕に食べる夫人の手料理は栄養満点で、夜は“愛のマッサージ”が生傷の絶えない体をいたわってくれる。だが、ペタジーニはそれでも戦いの場に戻ってきたかった。6年ぶりの日本球界復帰の本気度が「オルガ断ち」に表れている。

 この日、持病である左ひざの水を抜くなど定期的な治療も行った。「私は常に守備もやってきた。あしたからは4連戦だが、問題はない。広島の新球場もテレビで見た。いい球場だよね。そこでベストを尽くしたい」。来日1号記念Tシャツのデザインも完成。あとはバットの爆発を待つだけだ。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年06月04日 11:07 ]

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