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トイレ監禁の次男 「チャンス逃せば死んでしまう」
このニュースのトピックス:暴行・虐待・監禁
「このチャンスを逃したらトイレで死んでしまう」。狭い空間で耐えていた次男は、窓の外に見えた男性に救いを求め、「近くの飲食店で兄が働いているので呼んでもらえませんか」と訴えた。中島まゆみ容疑者と川崎輝久容疑者は外出中。しばらくすると、トイレのドアを固定していた板のねじをはずす音が聞こえた。「助かった」と感じたという。
次男が通っていた区立中学校によると、次男は昨年9月以降、長男に連れられて出席した卒業式など3日間しか登校していない。
学校側は数回にわたって中島容疑者や川崎容疑者と面談したが、「本人は登校したくないと言っている」との説明を受け、「虐待には気づかなかった」という。校長は「かわいそうなことをした」と話した。区の子育て支援課も昨年11月に中学から相談を受けたが、「虐待を疑うものではない」と判断していた。