鳩山内閣は4日午前の閣議で総辞職した。鳩山由紀夫首相の在任期間は262日で、現行憲法下では5番目の短命政権となった。首相は退陣を受けた記者会見を行わない。
昨年夏の衆院選での民主党大勝を受けて発足した鳩山政権は「脱官僚依存」などを掲げた。ただ「政治とカネ」の問題や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などで迷走し、内閣支持率は低迷を続けていた。