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米軍の日本駐留 「知政学上重要」

2010年06月03日

 ◇米第7艦隊司令官

 米海軍第7艦隊のジョン・バード司令官が2日、訪問先の佐世保市で記者会見した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古周辺への移設に日米両政府が合意したことを、「うれしく思う」と歓迎した。さらに「地政学的に見て、日本に米軍の駐留施設があることが重要。海軍と行動を共にすることが多い海兵隊の駐留施設も、沖縄など日本国内にあることが望ましい」と話した。

 日米間の核持ち込み密約をめぐり、過去に佐世保市への核持ち込みがあったかどうかや将来の持ち込みの可能性について問われると、「日本政府の調査なので、私には答えられない。戦術核の政策については(艦船から核巡航ミサイル・トマホークを撤去したとする)米政府の方針通りだ」と答えるにとどまった。

 米軍佐世保基地の重要性については「非常に大切だが、将来の拡張は予定していない」と答えた。

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