2010.06/03(Thu)

再会

大宰府の現場の小型犬の中で、一番痛んでいた子。
それは、黒プードルの「アンデ」と白プードル「サラ」。

レスキュー現場の画像
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私達が現場に入った時に見たこの子達は、顔は毛玉で覆われ前か後ろかすら分からない状況でした。
あまりにも酷いので、現場ですぐにバリカンを使用する事は無いのですが、ボランティアさんにお願いしてバリカンを至急に手配して頂きました。
糞尿と毛玉に覆われて口も自由に開けなかったのです。
どうやって、水を飲めるのか?
どうやってフードが食べれるのか?
本当に可哀相な状況でした。

サラちゃんは、バリカンを入れて判ったのが片眼を失っていた事。
たぶん・・・犬同士のトラブルで負傷を追い、手当もされずに放置状態での後遺症だと思います。

アンデは滋賀で、サラは大阪で一生懸命にケアされて来ました。
日が増すごとに二頭とも、元気になってくれました。
本当の家族と出会える日をずっとずっと待ったのです。

そして、運命の出会いがありました。
サラに続き、アンデも卒業♪

サラとアンデの再開は1年ぶりでした。
二人がシェルターに到着したとき、見違えるくらいに可愛く、綺麗にお手入れがされていました。
プールドは被毛のケアが大変です。
お二方とも、お嬢様です♪
いえいえ、女王様ってくらいに輝いていました。
幸せだね。
二人は、久しぶりの再会に何を話しているのでしょう。。。
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アンデのママさんのお話では、散歩に出ると「子犬ですか?」「1歳くらいですか?」とよく言われるとおっしゃっていました。
赤ちゃん返りというか、一番遊び盛りの時は狭い狭いケージの中に、閉じ込められ人間の暖かな手に抱かれた事も無かったのです。
それは、先日の宗像レスキューのグミも同じでした。
たった3ヵ月の子犬がじゃれる事も知らず、寂しい目をしていたのです。
瞳は死んでいました。
劣悪な環境下で笑顔が出る事もなく、辛い思いしかしなかったからでしょう。

今、こうしてご家族の大きな愛情に包まれ、彼女達は本当の幸せを噛みしめています。

皆の協力で救えた命が、生き還って輝いています。
レスキュー現場にいち早く駆けつけて下さった福岡のボランティアさん・搬送スタッフ・ケアして下さったボランティアさん・・・・多くの協力が一つの命を救いました。
そして、何より里親様の思い・愛情がこの子達を幸せにして下さったのです。
二人の再会のシーンを拝見でき、私達は今後も同じように、皆で力を合わせ前進していこうと、強く思いました。

譲渡会・同窓会当日は代表も私もバタバタとあちこち回っていまして、なかなかゆっくりとお話出来ませんでした。
残念です。
いつでもゆっくりと遊びにいらして下さいませ。
大歓迎で心よりお待ちしております。

大阪支部に滞在しているワン達の紹介です。
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