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興毅!大毅!井岡!トリプル世界前哨戦

 トリプル世界前哨戦のメーンを飾る亀田興毅
 トリプル世界前哨戦のメーンを飾る亀田興毅

 「トリプル世界前哨戦」(7月25日、大阪府立体育会館)

 ボクシングのトリプル世界前哨戦が7月25日に大阪府立体育会館で開催されることが2日、明らかになった。元WBC世界フライ級王者・亀田興毅(23)、WBA世界フライ級王者・亀田大毅(21)=ともに東日本協会=とWBC世界ライトフライ級11位・井岡一翔(21)の3選手が、世界前哨戦のリングに上がる。現役世界王者と世界を狙う豪華トリオが大阪にそろい踏み。亀田兄弟と井岡が初競演し、真夏の大阪を盛り上げる。

  ◇  ◇

 日本が誇るホープトリオが、真夏の大阪で初競演する。出場するのは亀田興毅、大毅と井岡だ。現役の世界王者・大毅と今秋にも世界戦を控える2人の世界ランカー。大阪出身の3人が、世界前哨戦として同じリングに上がる。

 トリプル世界前哨戦のメーンを飾るのは興毅だ。今年3月に王座から陥落した興毅は現在、WBC世界フライ級2位にランクされており、今秋にも王座奪回を狙っている。世界前哨戦となる今試合の対戦相手はまだ決まっていないが、現役の世界ランカーが用意される予定だ。

 セミファイナルには現役王者の大毅が登場する。すでに大毅は同級6位・坂田健史(協栄)との初防衛戦が決定し、9月25日に都内での開催が有力となっている。

 今年2月に王座を奪取して以来、リングに上がっていないため今試合は調整を兼ねてのリングとなる。試合はノンタイトル戦で行われ、相手は未定だ。

 亀田兄弟との初競演となる井岡は、今秋にも世界戦を予定している。09年4月のプロデビュー以来負けなしの4連勝(2KO)を飾り現在、WBC世界ライトフライ級11位、WBAでは13位につけている。

 今試合の相手は未定だが、陣営は、日本人世界王座獲得最短記録(8戦目)の更新を狙っており、今回が世界前哨戦となる。

 3人ともに大阪出身。亀田兄弟と井岡の叔父でジムの会長である井岡弘樹氏は、かつてグリーンツダジムに所属した仲で、一翔も同ジムで練習していた。この縁から今回のトリプル戦が実現した。初防衛戦、そして今秋の世界戦へ向けて日本の誇る豪華トリオが、地元大阪で華麗に競演する。

(2010年6月2日)
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