今週末6月5日(土)の朝8:30からフジテレビ系列で放送される『にじいろジーン』(関西テレビ制作)という番組内の「地球まるごと見聞録」のコーナーが、イスラエル特集となるようです。
「ヤッフォのDr.シャクシューカ、カルメル市場のスイカ、ファッション、死海スパ、砂漠のツアーなどなど、イスラエルの魅力を色々と盛りだくさんで取材してきたそうなので楽しみです」ということです。
一見、占領とは無関係のような「イスラエル文化・観光」の政策的宣伝は、アパルトヘイト国家イスラエルの正当性を維持するための重要な「情報戦争」だと言えます。
アパルトヘイト政策・占領政策に加担する番組の放送を中止するよう、至急、関西テレビに要請してください。放送されてしまった場合、放送後の抗議も重要かと思います。
番組公式サイト:にじいろジーン
関西テレビご意見・お問い合わせ
電話番号: 06-6314-8080(視聴者情報部)
受付時間:
月曜-金曜 10:00-19:00
土曜 9:00-18:00
日曜 10:00-18:00
(文例)
今週末6月5日(土)の『にじいろジーン』という番組で、イスラエルが取り上げられると聞きました。
番組で取り上げられるというヤーファー(ヘブライ語読みでヤッフォ)やネゲヴ砂漠では、62年前、大規模なパレスチナ人追放が行われただけでなく、現在も、追放を免れたパレスチナ人住民に対して差別・民族浄化が続いています。
参考サイト:
二度目の「国内難民化」が進むヤーファー
イスラエル、ネゲヴ砂漠4万人のベドウィンの強制移住を決定
また、死海西岸の3分の2はパレスチナ西岸地区に位置しているにも関わらず、パレスチナ人のアクセス・資源利用は禁止され、AHAVA等のイスラエル企業・入植地企業によるコスメ商品や死海スパといったかたちでの独占的な資源収奪が進められています。
イスラエルによるパレスチナ人に対するあらゆる不法な抑圧・占領・虐殺行為が停止するまで、そのような犯罪国家の側面を隠蔽したイスラエル・イメージを流布する番組を放送することは、今も続くパレスチナ人に対する民族浄化に加担することになります。
貴社が国際的人権・人道の立場を尊重し、ただちに6月5日放送予定の内容を差し替えられることを要請します。