広島市内は3日朝、高気圧に覆われ青空が広がった。中区本川町の本川公園の花壇では、タチアオイが大輪を付け、見ごろを迎えている。
高さ約2メートルの茎が、空に向かって真っすぐ伸びている。赤やピンクの大きな花が開き、つぼみも出番を待っている。隣町の中区猫屋町に住む上代(かみだい)松枝さん(66)は「夏の訪れを感じる」と、色鮮やかな花を見上げていた。
広島地方気象台によると、この日朝の中区の最低気温は16・0度で、平年を1・2度下回った。「6日まで平年並みの暖かい日が続く」とみている。
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【写真説明】タチアオイの大輪を見上げる上代さん=3日午前9時15分、広島市中区(撮影・藤井康正)
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