これから梅雨や台風シーズンを迎えるのを前に、東京の荒川河川敷では川のはんらんに備えて大掛かりな訓練が行われました。
29日の訓練は台風の影響で前線が活発化し、集中豪雨によって荒川の水位が増してはんらんのおそれがあるとの想定で行われ、東京消防庁の職員や地元の消防団などおよそ1160人が参加しました。
訓練は浸水を防ぐために土のうを積み上げたり、家に取り残された人を救命ボートやヘリコプターを使って救助したりするなど、本番さながらに行われました。
東京消防庁では、「こうした訓練をいかして地域住民との連携を強化し、水害対策に万全を期したい」としています。(29日11:40)