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18〜39歳の中絶 7人に1人が経験
 ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)の調査によれば、中絶を経験した18歳から39歳までの伯人女性は500万人、同じ年齢層では7人に1人に上ることが分かった。22日付フォーリャ紙が報じた。

 非識字率が高い過疎地域を除く人口5千人以上の市で、18〜39歳の女性2002人に中絶経験の有無を聞いた結果、15%が「ある」と回答。48%までが薬品を使用し、55%がその影響で入院したことも分かった。

 年齢別では、最低の18〜19歳(6%)から高年齢になるほど上昇し、35〜39歳では22%だった。また、最終学歴が低いほど中絶率が高く、小学校低学年は23%、同高学年は19%、高卒は12%、大卒は14%だった。

 中絶当時の年齢は、20〜24歳が26%で最も多く、35〜36歳は1%だった。信仰による差異は見られず、中絶を認めないカトリック教の影響が減少していることが明らかになった。

 今回の調査は、1人あたりの中絶回数をカウントせず、非識字者も含まなかったため、「実際の中絶率はさらに高い」と専門家は見ている。

2010年5月26日付
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