【社会】「幸せ見せつけられた」女が供述 大阪の女児刺傷事件2010年6月3日 17時08分 大阪市東住吉区の路上で5月、小2女児が刃物で刺された殺人未遂事件で、逮捕、送検された無職玉置雪花容疑者(32)=同市住吉区=が大阪府警に「路上生活をしていた際、女児が親子で仲良くしているのを見た。幸せを見せつけられた」などと供述していることが3日、捜査1課への取材で分かった。 同課によると、玉置容疑者は「交際していた男性に冷たくされ、殺意が芽生えたが殺せなかった。子どもなら殺せると思った」とも供述した。 同課は、交際男性に対する殺意を女児に向けたとみて捜査。大阪地検は、玉置容疑者の精神状態を調べるため鑑定留置を大阪地裁に請求し、同日認められた。期間は9月6日まで。 捜査1課によると、玉置容疑者は2006年春から昨年夏まで、交際していた60代男性と軽トラックで転々とする生活をしていた。その後、実家で暮らすようになったため男性と疎遠になった。女児は路上生活をしている間に見かけ、記憶していたとみられる。 (共同)
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