【嘉手納】25日午後2時30分から3時にかけて、米空軍嘉手納基地から、クラスター(集束)弾を装着したとみられる米海軍のFA18ホーネット戦闘攻撃機3機が飛び立った。集束弾を搭載した訓練飛行は今月12、17、18日に続き4度目。
FA18は、それぞれの機体に集束弾1発ずつを装着して離陸した。
町議会(田崎博美議長)が18日に臨時会を開き、集束弾の使用や外来機の飛来中止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決したばかり。嘉手納町では、集束弾の危険性や拡大する訓練への不安が高まっている。
同基地では現在、岩国基地(山口県)に一時配備されているFA18や、AV8Bハリアー垂直離着陸攻撃機が訓練しているが、これに加え今週末から約4カ月間、米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプター12機も一時配備される予定。さらなる騒音被害が懸念されている。