もとい、回想。
高校3年生の送別会に向けての練習があったので、日曜日なのにもかかわらず、学校に集合。適当に決めて解散するまで「集合時刻からは」2時間半。俺が40分くらい遅刻したからこんな表現してるんだけれども。
とはいっても、肝心の脚本家が俺よりさらに遅れたので、俺の遅刻もチャラのようなもの。
…で、テキサスバーガーセットが、クーポンで550円という素晴らしいことになっていたので、これを利用する。美味しかった気もするけれども…合宿後の唇には痛すぎる味付け。アメリカンだから仕方ないね。
で、その後に、部活を既に引退したヤツに「友人が、今日演奏会だっていうから一緒に行かないか?」と誘われたので、ホイホイ付いていくことに。場所が自分からしたら辺境だったので…ちょっと迷いましたけどね。
自分とは縁もゆかりも無い…同じ意味か。そんな学校の演奏会だったんですが―うん、昔の俺だったら完全に寝て終わってたけど、今は違う。厳しく聴こうとすれば粗探しなんぞ余裕で、楽しく聴こうとすればそんなことも気にせず、奏者の表現を汲み取れる。後者を基本に、気になった点がちょっとある、って感じで聴いてたけど。
なんで吹奏楽部を始めたか。始めた理由は、セールスポイントが偶々楽器を吹けること、だったから。生意気な事に「役に立てるかも」だった。少なくとも「楽しそうだから」、ではなかった。入ってみれば自分は全然未熟、練習も厳しいし疲れる。授業が嫌なのにさらに疲れるのか、と。
大好きなゲームもできる時間が限られてくるわけだ。中3になったら、授業とかクラスの苦痛からは逃れられた。オタクになったから、そっちに癒しを求めることが出来た。代わりに、部活にその話を持ち込んだりで、個人的に楽しくはなっていたけど、何の成長も無かった。
結果―緊張感の無い部活を助長してしまい、事件が起こり、コンクールに出られなくなった。
社会的には正しい行為かもしれないけど、信頼を回復させる前に、部長の首を刎ねてしまった。
で、この頃、今更になって、部活を本気でやる楽しさを理解できるようになった。考えてることは周囲より大人、と思っていたけれども、練習を苦痛としてしかとらえず、自分の成長の糧になるということを捉えられない以上、その点に於いては全然子供だったんだな。
…いやまぁ学校の俗物よりは大人な考えしてると思うけどさ。
…似たようなこと書いてるけど、差分があるはず。
…それから腹痛い、気持ち悪い…