次はデータからの検証です。右記2つのグラフから「つけめん」を提供するお店がここ10年で急増したことが分かります。10年前の情報誌を見ると、夏に「つけめん」特集が組まれる程度で、季節要因の強い「冷やし中華」と同じ扱いに過ぎませんでしたが、現在は年間通して特集が組まれるようにまでなりました。また、多くの有名ラーメン店の麺を製造している株式会社三河屋製麺の宮内厳社長によると「10年前はつけめん用の麺はほとんど需要がありませんでしたが、5年くらい前から増え続け、今では23%を占めております。この数字には中国料理店用の麺も含んだ割合ですので、ラーメン店だけで考えたら今やつけめん用の麺は40%近くを占めております。つけめんは完全に定着したと感じます。」とのこと。「つけめん」は、今や既存のラーメン店や新規開店するラーメン店には、繁盛するための必須メニューとなったのです。 |
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