ふく講習会:違反根絶でブランド強化 70業者が受講−−下関 /山口
5月27日12時43分配信 毎日新聞
昨年相次いだフグ加工品の表示違反問題を受け、下関市保健所は26日、同市細江町の生涯学習プラザでフグ取扱業者対象の「ふく専門講習会」を開いた。「下関ふく」のブランド力向上は、地元業者のコンプライアンス(法令順守)から。表示違反根絶を願い、約70業者が受講した。【取違剛】
フグ加工品を巡っては、83年の旧厚生省通知に基づき「加工年月日」の表示が義務づけられているが、地元業者の解釈は長年あいまいだった。そのため業者に都合の良い解釈がまかり通り、一部で実際の加工日より遅い出荷日などを「加工年月日」とする違反が習慣化。商品を新鮮に見せかける不正の温床になった。
地元業者の相次ぐ違反は「下関ふく」のブランド低下を招きかねないため、市は昨年から食品表示講習会などを開催。更に下関ふく連盟(松村久会長)とつくる「ふくブランド強化協議会」としての取り組みの一環で、26日、初めて「ふく専門講習会」を開いた。
講習会には市が呼びかけた約180業者のうち、約70業者が参加。市や農林水産省の職員が講師を務め、日本農林規格(JAS)法や食品衛生法を説明した。焦点のフグの加工年月日についても、刺し身は「パック詰めした日」、レトルト食品は「レトルト殺菌した日」などと逐一、周知を求めた。
〔下関版〕
5月27日朝刊
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フグ加工品を巡っては、83年の旧厚生省通知に基づき「加工年月日」の表示が義務づけられているが、地元業者の解釈は長年あいまいだった。そのため業者に都合の良い解釈がまかり通り、一部で実際の加工日より遅い出荷日などを「加工年月日」とする違反が習慣化。商品を新鮮に見せかける不正の温床になった。
地元業者の相次ぐ違反は「下関ふく」のブランド低下を招きかねないため、市は昨年から食品表示講習会などを開催。更に下関ふく連盟(松村久会長)とつくる「ふくブランド強化協議会」としての取り組みの一環で、26日、初めて「ふく専門講習会」を開いた。
講習会には市が呼びかけた約180業者のうち、約70業者が参加。市や農林水産省の職員が講師を務め、日本農林規格(JAS)法や食品衛生法を説明した。焦点のフグの加工年月日についても、刺し身は「パック詰めした日」、レトルト食品は「レトルト殺菌した日」などと逐一、周知を求めた。
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最終更新:5月27日12時43分
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