メイド・コスプレ系店舗に関する、管理人の呟きです(`・ω・´)

全部で 207 件の記事があります。

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カテゴリ

タイトル

日付
#207 心理 デジタルデータが爆発的には売れない理由 2010/06/03
#206 心理 サブリミナル・インプレッション 2010/06/02
#205 戦略 何故メイド喫茶は割高に感じるのか 2010/06/01
#204 心理 妄想の押し売り 2010/05/31
#203 戦略 みのもんた 2010/05/30
#202 裏側 情報弱者 2010/05/29
#201 戦略 システム>コンセプト 2010/05/28
#200 経営 違法性阻却への道 2010/05/27
#199 経営 ハイパーメイドクリエイター 2010/05/26
#198 経営 駄コンセプト 2010/05/25
#197 提起 ビラ 2010/05/24
#196 店長 乳首 2010/05/23
#195 心理 獄中結婚 2010/05/22
#194 分析 ホスト 2010/05/21
#193 心理 マッチポンプ 2010/05/20
#192 分析 シャッツキステ分析 2010/05/19
#191 心理 プレゼント 2010/05/18
#190 経済 アキバ名物 2010/05/17
#189 経済 秋葉原カジノ計画 2010/05/16
#188 提起 腐敗 2010/05/15
#187 業界 病的構造 2010/05/14
#186 経済 創作料理 2010/05/13
#185 常連 願い事 2010/05/12
#184 経済 メイド回転寿司 2010/05/11
#183 分析 戦犯 2010/05/10
#182 冥土 バイトと夢と現実と 2010/05/09
#181 常連 俺の嫁 2010/05/08
#180 提起 精神鑑定 2010/05/07
#179 提起 fuckな店にならないために 2010/05/06
#178 戦略 メイドカジノ 2010/05/05
#177 戦略 マージナル不良 2010/05/04
#176 戦略 実現不可能を可能に 2010/05/03
#175 戦略 メイドさんが欲しい 2010/05/02
#174 感想 ポリスに逮捕されてきた 2010/05/01
#173 心理 ハッピーエンド 2010/04/30
#172 経営 寄生虫 2010/04/29
#171 戦略 誰が望んだのか 2010/04/28
#170 心理 プレステのカセットと緑のガンダム 2010/04/27
#169 戦略 メイドビル戦争「潰させていただきます」 2010/04/26
#168 心理 メイド喫茶デビュー 2010/04/25
#167 提起 素直になれなくて、は何故ああなのか 2010/04/24
#166 提起 アイドルになりたい、に注意 2010/04/23
#165 戦略 不自由を選ぶ自由 2010/04/22
#164 心理 想定外 2010/04/21
#163 心理 恋愛は売り物です 2010/04/20
#162 戦略 ブロガーイベント 2010/04/19
#161 心理 スライム肉まん 2010/04/18
#160 心理 カメ 2010/04/17
#159 経営 エゴ 2010/04/16
#158 分析 メイド喫茶依存症チェックリスト 2010/04/15
#157 常連 メイド喫茶って何だろう? 2010/04/14
#156 分析 "思うこと"を捏造するヤツら 2010/04/13
#155 分析 繰り返されるスケープゴート工作 2010/04/12
#154 常連 完全粘着宣言 2010/04/11
#153 冥土 苦痛テスト 2010/04/10
#152 冥土 何かのゲーム 2010/04/09
#151 経営 アリとキリギリス 2010/04/08
#150 心理 ツイン・フェイス 2010/04/07
#149 経営 カリスマ的仕掛け人 2010/04/06
#148 経営 君、いくらで売れるの? 2010/04/05
#147 経営 己の市場価値 2010/04/04
#146 経営 これはオタクをカツアゲするゲームだぞ 2010/04/03
#145 感想 モノを売る時は、値段を言いましょう 2010/04/02
#144 経営 フリーコンテンツ故の無能ホイホイ 2010/04/01
#143 常連 教祖様気取り 2010/03/31
#142 戦略 100万円の使い道2 2010/03/30
#141 戦略 100万円の使い道1 2010/03/29
#140 感想 うさぎの森 L⇔Rへ行ってきた 2010/03/28
#139 心理 ブンブン丸オススメ 2010/03/27
#138 提起 勘違いピンドン 2010/03/26
#137 提起 チートゲーマー 2010/03/25
#136 提起 未来を作ろう 2010/03/24
#135 店長 自惚れ店長バー 2010/03/23
#134 心理 メイド喫茶は、リアルの世界で頑張ろう 2010/03/22
#133 心理 風評リスク 2010/03/21
#132 心理 最強宣言の虚しさよ 2010/03/20
#131 分析 次に来るコンセプト喫茶 2010/03/19
#130 提起 未来予想図 2010/03/18
#129 分析 時間を売るシャングリ・ラ 2010/03/17
#128 分析 時代遅れ 2010/03/16
#127 分析 狂気の沙汰ほど面白い 2010/03/15
#126 提起 ウソテク収集bot 2010/03/14
#125 分析 どんなものも、その94%はカスである 2010/03/13
#124 分析 くろすろ〜どが負けた理由 2010/03/12
#123 分析 リア充の街 2010/03/11
#122 提起 ※イケメンでも通らない 2010/03/10
#121 分析 情報の支配者 2010/03/09
#120 店長 脅迫なう 2010/03/08
#119 店長 出せるわけねーオムライス 2010/03/07
#118 経営 過ち 2010/03/06
#117 経営 適利多売 2010/03/05
#116 経営 ピンク色のプレステ2 2010/03/04
#115 業界 失脚 2010/03/03
#114 経営 最悪の次に悪い選択 2010/03/02
#113 経営 口だけ出すな、カネも出せ 2010/03/01
#112 常連 メイドさんの名前 2010/02/28
#111 経営 時給8000円の死角 2010/02/27
#110 経営 オリジナルメイド服のススメ 2010/02/26
#109 趣味 アートチェキ上等 2010/02/25
#108 経済 大義名分が欲しい 2010/02/24
#107 経済 カードダス理論 2010/02/23
#106 発明 メイド喫茶を作ろう 2010/02/22
#105 冥土 若さがそんなに大事ですか? 2010/02/21
#104 冥土 本当にあった笑える話 2010/02/20
#103 分析 マスコミを操る 2010/02/19
#102 分析 メイド喫茶はなぜ潰れるのか 2010/02/18
#101 分析 コーラ10個5000円お買い上げ 2010/02/17
#100 発明 おかえりなさいませ 2010/02/16
#099 心理 フェラーリ買いました 2010/02/15
#098 心理 恐怖政治 2010/02/14
#097 経済 2010/02/13
#096 心理 判定チャート(メイドさんと付き合いたい3) 2010/02/12
#095 経済 落とし穴 2010/02/11
#094 心理 お約束ビジネス(メイドさんと付き合いたい2) 2010/02/10
#093 心理 目指せトリプルA 2010/02/09
#092 心理 メイドさんと付き合いたい 2010/02/08
#091 経営 赤道直下で何を売る 2010/02/07
#090 業界 人民大移動 2010/02/06
#089 経営 アメを悪用する奴ら 2010/02/05
#088 経営 コストカットのススメ 2010/02/04
#087 経営 大理石の駄菓子屋 2010/02/03
#086 常連 2007年末、プリムヴェールが潰れた 2010/02/02
#085 常連 囚人 2010/02/01
#084 常連 電池買ってくる 2010/01/31
#083 心理 イメージアップ戦略 2010/01/30
#082 業界 衝撃の保険3 2010/01/29
#081 業界 衝撃の保険2 2010/01/28
#080 業界 衝撃の保険1 2010/01/27
#079 経営 判別法 2010/01/26
#078 心理 契約違反 2010/01/25
#077 心理 回数券制度 2010/01/24
#076 経営 プロはバレる嘘はつかない 2010/01/23
#075 経営 赤字経営 2010/01/22
#074 経済 メイドさんをやめること 2010/01/21
#073 経営 プライスレス 2010/01/20
#072 経営 空港利権 2010/01/19
#071 心理 武将の計略 2010/01/18
#070 心理 遊び人 2010/01/17
#069 業界 デコトラ伝説2 2010/01/16
#068 業界 デコトラ伝説1 2010/01/15
#067 提起 レポサイト利権に群がる虫ケラたち3 2010/01/14
#066 提起 レポサイト利権に群がる虫ケラたち2 2010/01/13
#065 提起 レポサイト利権に群がる虫ケラたち1 2010/01/12
#064 相談 シリーズ・癒着その3 2010/01/11
#063 相談 シリーズ・癒着その2 2010/01/10
#062 相談 シリーズ・癒着その1 2010/01/09
#061 提起 無駄 2010/01/08
#060 心理 お金が生み出す錯覚 2010/01/07
#059 提起 法律相談所 2010/01/06
#058 常連 異臭騒ぎ 2010/01/05
#057 経営 貴方とは違うんです 2010/01/04
#056 経済 人気商売の宿命 2010/01/03
#055 心理 マーメイドキッチン 2010/01/02
#054 常連 お疲れ様 2010/01/01
#053 経営 自己責任の暴走 2009/12/31
#052 経済 利益は出たけどいいサービスをしたのか 2009/12/30
#051 冥土 オタクの女の子 2009/12/29
#050 経済 砂の城の二重の構造 2009/12/28
#049 提起 ダブルスタンダードにはそろそろメガンテを 2009/12/27
#048 常連 ステータス自慢大会 2009/12/26
#047 経営 大いなる勘違い 2009/12/25
#046 冥土 それがメイド喫茶 2009/12/24
#045 提起 メイド喫茶で働きたい 2009/12/23
#044 経営 これからの淘汰 2009/12/22
#043 心理 覆面で全裸 2009/12/21
#042 経済 こころとからだのバランス 2009/12/20
#041 心理 スピリチュアル利権 2009/12/19
#040 経済 ギザ〓よろちくね 2009/12/18
#039 心理 神様の嘘 2009/12/17
#038 冥土 ガラパゴス化現象 2009/12/16
#037 提起 カリスマ 2009/12/15
#036 常連 柳原可奈子 2009/12/14
#035 経済 カレー1800円 2009/12/13
#034 経営 私の知らない誰かが騙されている 2009/12/12
#033 提起 あんたこの世をどう思う 2009/12/11
#032 常連 いいわけ 2009/12/10
#031 心理 土足で踏み込め 2009/12/09
#030 常連 せめて、人間らしく 2009/12/08
#029 経済 頭脳戦艦ドリーミン 2009/12/07
#028 経営 メイド喫茶不感症 2009/12/06
#027 心理 王道は2つ 2009/12/05
#026 経済 今の日本はまだ甘い 2009/12/04
#025 提起 「黒」「青」「赤学バ」 2009/12/03
#024 冥土 ディスクローズ 2009/12/02
#023 企画 @SWEET 2009/12/01
#022 経済 不満と企業努力 2009/11/30
#021 提起 コンプラチェック 2009/11/29
#020 心理 あなたは今、どこにいますか 2009/11/28
#019 常連 差し入れ古今東西 2009/11/27
#018 経営 メイド昼キャバに見る哲学 2009/11/26
#017 冥土 すべらない話「ネットラジオ」 2009/11/25
#016 提起 QRコードの罠 2009/11/24
#015 経営 アウフヘーベン 2009/11/23
#014 経済 求められる「モノ」 2009/11/22
#013 常連 ポイントカード特典「放置プレイ」 2009/11/21
#012 提起 発想の転換は大きなチャンス 2009/11/20
#011 経営 それは大きなミステイク 2009/11/19
#010 経済 スシローなのか築地なのか 2009/11/18
#009 提起 パンドラボックス 2009/11/17
#008 経営 マジコンのせい 2009/11/16
#007 経済 宝くじで3億当たったら 2009/11/15
#006 提起 レポサイトの功罪 2009/11/14
#005 経済 サイレントマジョリティ 2009/11/13
#004 常連 コレクター道、ここに極まる? 2009/11/12
#003 経営 ビックリマンシール論 2009/11/11
#002 経済 ボッタクリメイド喫茶とは何ぞや 2009/11/10
#001 経営 傷付け合うのはそろそろやめよう 2009/11/09


 

デジタルデータが爆発的には売れない理由 (2010/06/03)
アナログとデジタルの転換期はある時を境に劇的に訪れる。例えばVHSとDVD、インスタントカメラとデジタルカメラなどがある。これらは「成功例」であろう。
反対に、「失敗」もある。ダウンロード販売が音楽CDに取って代わる脅威かといえばまだまだ全然そうなっていない。音楽CDは確かに死んでいるが、かといってダウンロード販売だけで売上が上がるかというと「まだ完全には立ち上がっていない」としか言いようが無い。
書籍も一緒だ。ケータイで読めるマンガが人気を博しているとはいえ、紙の「本」の需要はなかなかしぶとい。確実に「逝き」つつはあるが、電子書籍が一気に逆転するということは今後もないだろう。それは何故か。
DVDは「モノ」である。デジタルカメラも「モノ」だ。それに対して音楽のダウンロード販売もケータイ書籍も「データ」だ。私達は、「モノ」→「モノ」の世代交代にはすんなり納得出来るのだが、「モノ」→「データ」には強烈な違和感を覚えるのだ。DVDだって中身はデータだが、データを入れる「モノ」があった方が俄然手を出しやすい。また、モノは売却することも可能だがデータはほぼ不可能。リセールバリューを考えると損なのである。
メイド喫茶では基本的にメイドさんの写真を撮ることは禁止となっており、有料オプションの「チェキ」を買うのが定説というか「通過儀礼」になっている。この「チェキ」、メーカーのフジフィルムではポラロイドフィルムが2008年に生産終了しており、チェキもまた将来性のない商品であって、これがメイド喫茶オーナーの悩みの種のひとつであることは間違いない。「データに移行すればいい」という単純なものではないからだ。現に、「メイドさんとチェキ・・1枚500円、貴方のケータイでメイドさんとツーショット撮影権・・500円」というサービスを実験的に展開しているお店でも、売上はチェキの方が断然良いという。写真という「モノ」を買うのは納得が行くのだが、撮影「権」と「データ」を買うのは納得がいかないのだ。だってチェキはその「権」も含めての値段であるし、自分のケータイを使う以上、お店の備品が減るわけでもないのに同じ値段というのはおかしいんじゃないの?と思われるわけだ。また、チェキなら大抵の場合メイドさんの落書きも付いてくるが、ケータイ撮影ならそれもない。つまり、データというのは大義名分としての「モノ」に入れない限り、今までのアナログ商品と全く同じ利益は出せないということである。
チェキの代わりになる商品を探せとなれば、メイド喫茶では「チェキと同サイズのカードサイズの光沢紙に、デジカメで撮影した画像をプリントして落書きして渡す」などの措置を迫られるであろう。それくらい、モノからデータへの移行の「溝」はまだまだ深いのだ。
 

サブリミナル・インプレッション (2010/06/02)
「ホームページビルダー(IBM)」という、ホームページを作成する為のアプリケーションがある。このソフトがどうしてシェアナンバーワンになれたのだろうか?私は、「名前」にひとつの秘密が隠されていると考えている。
ホームページを作るソフトで「ホームページ○○」というネーミングは些か単純に見えるかもしれない。しかし、初心者からすればこれほどありがたい名前はない。一目で「ホームページを作るソフトだ」と分かる。そもそも、ホームページを作るソフトというのは初心者向けなわけだから、このネーミングは神懸っているといえよう。また、略して「ビルダー」であるところも素晴らしい。ダサかった「ホームページ」の部分がすっ飛んでしまい、二つの濁音が重厚感を与え、何か「凄いソフトなんじゃないか」ということをアピールしてくれるのだ。
商品のネーミングというのは商売においてとても重要なものである。ネーミング次第では同じ商品でも全く伸びない可能性だってある。世の中には名前をつけるだけで大金を取る仕事もあるんだ。「フレッツひかり(NTT)」と聞くとなんとなく「通信速度が速そう」な印象を受ける。これは、音に濁音が無くクリアな感じがするからだ。これもプロの仕事だろう。
貴方がもしメイド喫茶を立ち上げるとしたら、店名は何にするだろうか?「シャッツキステ」は公式ホームページによればドイツ語で「宝箱」を指すそうだが、公式ページを見ずにいきなり意味を知っていたという人はほぼ皆無であろう。しかも「宝箱」と聞いてもメイド喫茶なのかどうかすら分からない。こんなに分かりにくい名前なのに何故、店はマニア達にウケているのか?
これはSEO対策も含めた話なのだが、メイド喫茶ないしそれに順ずるお店のネーミングとして最適なのは、「メイド○○」という名前であろう。「単純すぎるだろ」と思うなかれ、まず検索サイトでメイド喫茶を探す人は「メイド・・」と入力するわけだ。その際「メイド○○」にしておけば、即引っかかる可能性があるので美味しい。またメイド○○と聞けば、初心者であっても「メイドさんのお店なんだな」とすぐ理解できるという利点がある。手広く客を獲りたいならこれで決まりだ。逆に、マニア層に向けた店であることを発信したいなら、隠れ家的な意味でメイド○○とは付けず、わざと覚えにくい名前にして「知ってる奴は通」くらいが丁度いい。
「アット」「シャッツ」「ハニハニ」「エルアール」「キュア」「メイリ」「アフィリア」「てんすた」etc、、メイド喫茶業界では濁音の無いクリアな音が出る店名がヒット店の条件のようである。これは可愛いメイドさんがいるお店というイメージからだろう。勿論それだけじゃないが、こんなことを、少し考えてみてはいかがだろうか?

何故メイド喫茶は割高に感じるのか (2010/06/01)
カラオケ店でフード類を注文すれば、所詮「チンもの」が雑に出されるだけだが、それについて文句を言う人はあまり見ない。同じように、マンガ喫茶やインターネットカフェでもフード類を注文できるところは増えているが、出てくるモノは更にランクの落ちる「チン」ばかりだが、それについて文句を言う人は同じくあまり見ない。それなのに、メイド喫茶が冷凍モノを出すと文句が出る。それは「形態(システム)」に問題があると言わざるを得ない。
カラオケはカラオケこそがメイン商品であり、ネットカフェも同じくマンガ本やネット環境がメイン商品であり、扱っているフードで店を選ぶようなお客さんはほぼ皆無である。「それじゃあメイド喫茶だって、メイドさんがメイン商品だろう?」と思うかもしれない。その通りだ。だが、決定的に違うところが一つだけある。それは「カラオケもネットカフェも、メイン商品のお金は時間制で先に取っておいてフードは二束三文の値段で叩き売っているが、多くのメイド喫茶はメイン商品であるメイドさんを無料と位置付けて、オマケ商品であるフード類を高値にすることを収益構造の核としている」という点である。このせいで、「いらないものを割高で買わされている感」が強まり、結果として「あんな高くて不味いものを食べに行くなんて理解できない」と言われてしまうのだ。
もしもカラオケが、「歌うのはタダだけど、1皿1000円の冷凍エビピラフを1時間に一回は頼まないといけない」なんていうルールだったらどうだろうか?少し考えただけでおかしいし、積極的に行きたいとは思えない。やはりこのような商売は、時間制にしてエビピラフは280円程度に抑えておくのがベストなのだ。
メイド喫茶がこの状況を脱するには、これらと同じようにやはり「時間制」を積極的に用いていくことがキーとなるのではないか。時間制にすれば金額次第ではお客さんに割安感を抱かせることが出来るし、店側からすればドリンク一杯で粘られることも無い、粘ろうとすればするほどお金もかかるのでそれなら問題ないだろうし、何より計算がしやすい。マンガ喫茶と同じくフリードリンクならばメイドさんがバタバタする必要もないのでお客さんの満足度は上がるし、メイドさんの頭数がいらない。そして何よりもキャバクラ形式でなくなれば風営法の許可がいらないし、それなら大手を振って18歳未満が雇えるではないか。メイド喫茶の時間制化は、現在業界が抱えている様々な問題を自然な形でクリアしてくれるのではなかろうか。
高い値段を取るならいいものを出す、そうでないなら安くても回るシステムを。お客さんは何が欲しいのか?「納得したい」のである。納得できるもの=いいものなのだ。こんなことは私が言わなくても当たり前のことなのだが、どうもそうでもないらしいので。

妄想の押し売り (2010/05/31)
秋葉原に「BL(ボーイズラブ)バー」というのがオープンしたそうだ。どうやらホモっぽいイケメン店員がイチャイチャするところを見せ付けるバーらしい。これが「腐女子」的にどれだけ滅茶苦茶なものかお解かりいただけるだろうか?怖いもの見たさで一回は冷やかしに行く人もいるかもしれないけど、最終的にこんな店は絶対に腐女子達には受け入れられない。
昨今における「腐」ブームはさておき、彼女らがどうして「BL」、「受け、攻め」といった思考にハマるのかを考えた時、考えれば考えるほどこういった形態の「BLバー」という発想は出てこないはずである。
私はメイド喫茶において「萌え萌えキューン」ほど意味の分からないものはないと感じている。「萌え」というのはメイドさんのちょっとした仕草などから客が「勝手に感じ取る」もののはずである。だから、大声を出して「萌え萌え〜・・キューン!はい、萌えましたね!」なんていうのは全く見当違いなのだ。「萌え」が売っている?という珍妙な現象は、商売人たちが全く萌えというものを理解する気がないことの表れであろう。
この「BLバー」も同様、腐女子たちがハァハァしているのは「勝手に脳内設定で萌える」というものが根底にあるのだ。あのコンビ芸人はあんな話があったんだ、実はもしかしてデキてるんじゃないの?あのキャラとあのキャラはおかしな素振りをたまに見せる!絶対怪しい!などと勝手に妄想するのが楽しいのだ。つまりBLは先ほどの萌えと一緒で、「これでお前たちは萌えるんだろ?ホラ!さあどんどん萌えろ!」とやられればやられるほど萎えるのである。
「萌え」とも「腐」とも全く関係のない話なのだが、以前とある月刊誌で新宿2丁目のオカマバーの「ゲイ」の方を取材させていただいたことがある。その時、こんなことを言っていた。「ゲイにモテる男の子っていうのは、ノーマルな子。ゲイに「あなた、男が好きなの?」と耳元で囁かれて、「い、いえ、違いますよぉ・・!」などともじもじしちゃうタイプがウケるの。決して「そうなんです」じゃダメ」だそうだ。
恋愛感情において、最も楽しいのは「追いかけている時」でファイナル・アンサーだろう。その中で暖簾に腕押しかと思っていたところに「あれ?もしかして向こうもこっちに気があるんじゃないだろうか?これってフラグ?」なんてことを感じ取った瞬間こそが感情の起伏のピークなのではなかろうか。
腐女子に人気があるのは決して「BLですよー!」というメッセージを積極的に出しているものではない。あの「アンパンマン」ですらBL同人誌が作られるのだ。アンパンマンの何処にそんなメッセージがあったのか?だからこそ妄想する楽しさがあるんじゃないか。

みのもんた (2010/05/30)
男性の中には、「小銭払うだけで女の子に"カッコイイ"って思われるなら、安いモンだ」と考えている人も少なくない。雰囲気のいいバーなどでは「奢るよ」などというナンパもそこかしこで見られるだろうが、似たような現象はメイド喫茶でも見られる。といっても、お嬢様(女性客)に奢るわけではない。「メイドさんにカッコイイと思ってもらう為に、お客さんに奢る」のである。私は過去、両手では足りないほどこういうご主人様を見てきた。その中でも最も記憶に残っているトンデモご主人様の話を書こうと思う。
某メイド喫茶に、「メシア(救世主)さん」と呼ばれている常連のご主人様がいた(彼の名誉の為に少し仮名)のだが、この人が凄い。もし今後メイド喫茶に関する本を書くことがあれば、少なくとも彼の為に4pは割きたいと考えている「伝説の人物」だ。
彼は所謂「オタク」である。しかもどちらかというとキモいオタク、「キモオタ」だ。メイドさんに振る話題は専ら「エロゲー」の話ばかり。しかし出入り禁止なんかには絶対にならない。その理由はこの先を読めば分かるはず。
毎週土曜日、定時になると必ずご帰宅するのだが、店内に入ってくるや否や、その時いるお客さん全員に「どうぞ、飲み物1杯ずつ注文してください。お会計は僕につけてくださって構いませんから」と言って回る。これだけでも十分「奇行」だが、まだまだこんなもんじゃない。「えっと、フライドポテトを、、そうだな、5セット。これを小皿に分けてお客さん全員に均等に配ってよ。」「チェキを10枚、これもお客さん全員と一人ずつツーショットしてあげて。」「ポイントカードのポイントも、僕はいらないから、全員に分配してあげてよ。」
彼は一度の帰宅で1時間も店に滞在しないのに、それでいて必ず2〜3万は店に落としていく。メシアというニックネームはオーナーがつけたそうだ。「お店の救世主」という意味らしい。彼は一体何の為にこんなことをしているのか。そこでSちゃんというメイドさんに彼がトイレに行っている隙にコッソリ話を聞いてみると、「あの人、オーナーに「メイドさんにモテるには、どうしたらいいでしょうかねぇ?」って聞いたらしくて、「男のかっこいい"遊び方"っていうのは、パーッとカネをばら撒いて、サッと帰ることだね。"みのもんた"知ってるでしょ?アレだよ。アレで女の子はイチコロだよ!」みたいなことを吹き込んだら、翌週からああなんですよ」と半笑いで説明してくれた。みのもんたも罪な男である。まさかメイド喫茶で名前が出るとは、本人も「想定外」だろう。
途中から彼が気の毒になって来たのだが、「大丈夫、さっきジュース頼んだんで」と笑顔で断っても「それじゃ男が下がります!」とか言って一歩も譲らないから止めようがない。彼のお陰でこの店のチェキ18枚をタダで手に入れポイントカード2枚が満タンになったのは私のせいじゃない。はず。

情報弱者 (2010/05/29)
テレビには全部でどれくらいの「やらせ」があるのか?製作側は他番組を見ているだけで、これが「やらせ」かどうか大体判るものだそうだ。だって「やらせを作っている側」だもの、河豚が自分の毒で死ぬわけがない。
例えば、「着メロ」。以前手品の番組で、某有名ストリートマジシャンが一般人のケータイを借り(た風に装って仕込みの役者から借り)てゲレンデの氷の上に置き、そしてその上から手をかざしケータイを一瞬にして分厚い氷の中に埋める、、というものを披露していた。「さあ、この埋まっているケータイが本当に彼(一般人)のモノか!?彼女(彼の連れ)、電話をかけてみて下さい!」と煽り、彼のケータイを鳴らすと「着メロ」が流れるわけだ。しかしそれを聞いただけで、「彼」がやらせの役者であることが判るのである。
着メロには音楽の著作権が発生する。もしもこれが本当に素人を捕まえて出させたケータイだったら、予想だにしない着メロが鳴ってしまい、見知らぬアーティストの権利を侵害してしまう可能性がある。そこで権利問題をクリアしている無難な着メロに「予め」設定しておく必要がある。つまり、「同機種のケータイが番組側によって予め用意され、既にそこに埋められていた(=彼も彼女も役者)」と考えるのが妥当だ。
そもそも、そんなことが出来るならケータイなぞ瞬間移動させずに日銀の金庫から現金を自宅に転送すればいいじゃないか。テレビの仕事を請けなくて済むぞ。というより、そんなおちゃらけたバラエティ番組ではなく、定時のニュースのトップで流せ。今日の科学を全否定する大事件だ。新聞も一面に載せろ。それをしないでバラエティでやるということは、作っている側も「これは嘘だ」とハッキリ理解しているのだ。
以前、某メイド喫茶がある深夜番組の取材を受けた、と「していた」が、あれもやらせだ。正しくは、カネを払って取材「させた」。「させた」と「受けた」には公園の砂場とサハラ砂漠くらいの違いがあるので決してごっちゃにしないように。
それがハッキリするのがこのシーン。常連らしき男性(番組内では「建設業の男性」と表記)に「普段どれくらい(ここでお金を)遣いますか?」と取材班が尋ね、男性が証拠としてレシートを財布から出すのだが、、よく見ると、彼は二つ折りの財布を使っているにも関わらず、映っていたレシートはついさっきロール紙から切り取ったばかりで丸まっていた。彼(レシート)は、撮影用についさっき店側が用意した「やらせ」だったのだ。そして「人気があるから取材した」のではなく、「人気があるように見せかけるためにお金を払って取材させた」のである。
確かにテレビは面白いし暇つぶしになる。だが「映像のマジック」は思っているより根が深い。「テレビが言ってるから」をソースにすると思わぬ所で恥をかくだろう。

システム>コンセプト (2010/05/28)
お客さんは新しいメイド喫茶が出来て、それを一通り体験した後、どのような感想を持ち、どのように心の中で格付けするのだろうか。「今ウケているもの」を追いかける在り来たりなマーケティング活動では、この「意識」の部分に足を踏み入れるのは難しいだろう。
私が#192で「まずシステムに凝るべきだ」としたのには、深い理由がある。
新しい店が出来た、誰かがその店へ行ってきた、さあ、感想は?「あの店に似ていました」。こんな風に説明されて興味を持つ人がいるだろうか?このように説明が付く店というのは、その時点で泡沫として消え行く運命にあると考えて差し支えない。
お客さんに「コンセプトとシステム、どちらでお店を選びますか?」などとアンケートを取れば、恐らくコンセプトに票が集まるだろう。しかしこの答えを単眼的に判断しては決して優れた店と評価されることはないはずだ。
コンセプトの違いというのは確かにあれど、そもそもどんなコンセプトであれ「どれもメイド喫茶の仲間だ」ということは既に知れ渡っている。そしてどんな衣装を着ても、接客にこだわっても、「ただ着ただけなのか、そうでないのか」は、「コンセプトがシステムにどう反映されているのか」から推し量られるのである。そして反映なき場合は「ただ着てるだけ」「世界観がちぐはぐ」などといった低い評価を受けることとなる。つまり、「システム上不都合の出てくるコンセプトは良くない」=「システムから考えるべき」なのだ。
となると、例えば純粋に「メイド喫茶」であれば、お客さんは「主」、メイドさんは「従」の関係にあるわけだから、「1時間ワンオーダー制、1時間経つごとにメイドさんが各テーブルを回ってオーダーを聞きに行きます」というシステムはちょっとおかしいわけだ。「従」のメイドさんが「主」のお客さんに対してオーダーを強制するような状況というのは、「これのどこがメイドなの?」という疑問を抱かせてしまう。結果としてシステムがコンセプトを破綻させてしまい、お客さんはガッカリする。その意味では、「ご主人様・お嬢様が帰って来る第2の家」という位置付けであるメイド喫茶に帰宅して、「席料」を取られるというのもスタートから躓いているような気がしてならない。別に客単価を上げるのは一向に構わない(イヤなら行かなければいいだけ)のだが、それは#161のように「システム内に組み込んで上手く処理」すれば何の問題もない。
せっかくの「メイド喫茶」である。優雅な気分を味わうためにも、また癒しを堪能するためにも、「居心地のいい空間」を作り上げて欲しい。

違法性阻却への道 (2010/05/27)
この社会、「美味しそうな市場なのに、何故かまだほとんど手付かず」な商材には、必ずといっていいほど「裏」があるものだ。
よくよく考えれば、何故そんなに美味しい市場が放置されているのだろうか。そんなに凄いなら、大手企業が潤沢なカネとコネをもって席巻してこないのが不自然じゃないか。
メイド喫茶はどうして個人営業がメインで大手に荒らされることがほとんどなかったのだろうか?これにはメイド喫茶の業態を考えた時、違法性の阻却が極めて難しいという側面があるのだ。それは風営法でいうところの「2号営業」、つまり「接待」についてである。
法律で定められている「接待」行為とは、次の5つだ。1・談笑、お酌。2・踊り。3・歌唱。4・遊戯。5・客の口許まで飲食物を差出す。この5つのうちどれにも該当しない店(健全営業)もあるが、全てに該当するような店(灰色営業)もある。そこで問題は「該当しているのに何故平然と営業している店があるのか」ということだ。
あるメイド喫茶のオーナーが私にこう言ったことがある。「ここの所轄はその点緩いから」。これほど理解不能な理論は無い。同じ日本国内において地域によって法律が違うなんてことはあるはずが無いのだ。では「あそこではセーフ、でもここではアウト」という明文化された条例でもあるのか?無いだろう?しかし「地域性」が存在する「ように見える」のも事実。この不可思議な現象は一体どういうことなのだろうか?
結論から言えば、「運がいいだけ」である。警察というのは、「違法行為を迅速に取り締まらなければならない組織」ではない。つまり、違法行為を見つけても、摘発する「ことができる」という立場なのだ。従って、大きな問題に発展してお客さんから被害届がバンバン出ているわけではないからまだ「見て見ぬフリ」をしているだけに過ぎない。逆に、警察が「やる」と言えば終わり、それがこれらの「危うい」サービスなのである。
重要なことなので口語的に補足しておくと、これらは「違法」であり、「この地域ではセーフ」というのは「無い」。警察の指導の入っていない地域では、「たまたま(所轄の)担当が指導する気になっていないだけ」か、「担当が業界に対して物分かりがいい」か、「そもそも担当が無知で違法性を認識していない」のいずれかであり、この現状というのは担当の「異動」で急激に変化することもあり得るのだ。だから「あそこはセーフ」という担保に営業を依存するのは本当に危険なのである。ここをきちんとクリアしておく(該当しない形態を追求するか、風俗営業の許可を取る)というのは、遵法営業において要となるはずだ。


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